姫路現場物語③〜たかがされど運ゲー〜

2023年11月某日、全日本大学駅伝のボランティアに参加する事になった。

(ゴール地点 伊勢神宮にて)

第九章 ボランティアという名の道楽

弊社がスポンサーをしている事もあり、駅伝ボランティアを毎年募集しているのだ。

例年は無視をしていたが今回は違った。

会社の同期から一緒に行かないか?と誘われたのである。

彼は元施工管理の今はBIM関連の内勤をしており、たまに飲む仲でもある。しかし、僕を超える内弁慶なやつで会社にイベントに参加するようなキャラには見えなかったので誘われたのは意外だった。

 

ま、予定も空いてるしえっか!と軽い気持ちで応募したらなんと当選したのだ。倍率も高く落ちた人もいたらしい。

全然知識無い人間が受かってしまったけどええのか…。

って思ってたら同期の人もそれほど興味無いらしい。え、じゃ何で誘ったんや!?と聞き返すと、以前に別の駅伝ボランティアに参加した時に楽しかったから応募したとの事だった。

 

当日が近付くにつれボランティアの情報が開示されていった。

どうやら関西関東の部署からおよそ200名参加しており、

前日に名古屋のホテルイン、前夜祭としてホテルにて立食して当日の朝に1区スタート地点である熱田神宮にて「応援している感じの映像」を撮る。

スタートを間近で見送った後すぐに最終区ゴール地点の伊勢神宮までバスに乗り、伊勢神宮観光+豪華な昼食を取り、全選手のゴールを応援しながらこれまた間近で見届ける。

というボランティアとは何ぞや?みたいなスケジューリングだった。

すごい所は交通費+ホテル代ご飯代は全て支給されるので実質無料で特等席で選手を観られるという事だ。ただの金持ちの道楽である。

そりゃ同期も前の駅伝ボランティアが楽しいって誘ってくる訳だ。納得した。

 

一応、注目選手や出場大学などは目を通してホテルに向かった。

立食パーティーで気付いた事だが…20代がほとんどおらん!!

ほぼ内勤のおっさんとおばはん…完全にアウェイやないか。

知ってるのが同期の彼しかいなかったので、べったり一緒にいる事にした。彼もしっかり人見知りではあったが、彼の部署は数名くらい参加しているので僕よりかはアウェイ感は無かっただろう。

立食パーティー後はなんとその彼の部署らが主催する飲み会に誘われて参加する事になった。

 

そこで知った意外な事実は、駅伝が好きで参加してる人はほとんどいないという事だ。

彼らが好きなのは「イベントそのもの」であり、こうやって色んな部署を介して飲み会する事が目的だったのだ。

全然駅伝を知らない僕にとっては安心したし、会社の人達と交流できる良い機会になったのだ。

 

翌日…朝こそ早かったが、スタート地点にはまだスタート1時間以上も前だというのにチアリーダーや合奏団がこぞって応援しており盛り上がりを見せていた。

スタート30分前にカメラがやって来て集団で応援している感じの撮影が始まった。

僕は弊社ののぼりを一生懸命振っていた。前列は女性や背の低い男性や出しゃばりが集められていたので残念ながらカメラには映っていなかった。

 

その応援が終わればただの野次馬の如くスマホを横に向けて動画を撮る者がほとんどだった。

応援の裏側ってこんなゆるゆるなんやーって僕はぼぉーっと眺めていた。

スタートしたら選手が一斉に走り出し目の前を横切った。分かっていたけど全国レベルの猛者はもの凄く速かった。あの風を切る感覚を間近で感じられただけでも行った甲斐があったというもんだ。

そうして見送れば名古屋ー伊勢間のバスに乗る事になった。

 

第十章 マッチングアプリ≒パチンコ

バスに乗れば同期の彼が隣でずっとスマホを触っていた。どうやらマッチングアプリをしていたみたいだ。

彼はルックスもスタイルも良くおしゃれなのでまあ、モテる。スクロールしても追いきれないほどのいいねの数を僕は初めて見た。

それなのに彼は内弁慶な性格が悪さをしてるのか、誰にメッセージを送ればいいのか悩んでいたのだ。これこそ選択肢が多い故の弊害ではある。

 

僕にスマホを見せてきて「この人どう?」と映った画像の女性はどれも綺麗な人で、全ての返答に良いんじゃない?送っちゃえよ!と心の中では少し苛々しながら答えた。

なぜって、僕がマッチングアプリをやっても全然いいねが来ない…いいね来た人はまずは吟味する事なく1人1人メッセージをしてきたからだ。

僕はここ1年弱はマッチングアプリを辞めていた。結局上手くいかないし続かなかったし。

(これ以上詳しい話は別ブログ「マッチングのタイミング」にて)

 

なにせ、この多少の苛立ちが僕をもう一度マッチングアプリを始めさせたきっかけにもなり、後に運命を大きく動かした奇跡を起こしたのだ…。

 

マッチングアプリ運ゲーである。

パチンコ台で想像してみれは分かりやすいと思う。

筐体(実機)はいわばアプリそのものだ。色んな筐体があるように色んなアプリがある。恋愛を重視するか、結婚を重視するかなどで台を変えていくのだ。

そしてそもそもお金を入れなければ打たせてもくれない。パチンコもアプリも同じだ。

そして玉を打ったからといって全てがポケットに入る訳ではない。

玉をマッチングアプリに置き換えるといいね👍の数だろう。いいねを押せば相手に自分のプロフィールが載った通知が来る。そこで相手もいいね👍を押せばマッチング成立だがそうそう上手くいかない。

いいねが空振りになる事がほとんどで既読だけして終わる事もある。マッチングが成立したとしても1〜2回のメッセージのやり取りで終わってしまったり、話が合わない通じないなという事もある。

まさにパチンコ玉が釘に弾かれていくようだ。ポケットに入れるコツはあったとしても結局の所は運ゲーでしかない。

成功=試行回数×確率 つまり、確率を高めるか試行回数を増やすかのどっちかしか成功率を高める方法は無いのだ。

僕がマッチングアプリ運ゲーだというのはこの「確率を高める方」には限界があると思っているからだ。

趣味やアピールポイントを増やしてプロフィールを工夫するしかないからである。

後はもう相手に見てもらうにはとことん「試行回数を増やす」しか無いと思う。

数撃ちゃ当たる…というか、数を撃って当てる他無いなのである。ほとんどの玉は無駄打ちとなるだろう。その徒労さを分かって始めなければ続かない。

 

その中でメッセージも上手く進みデートにこじつければ、パチンコでいうポケットに入った事になり初めてルーレットが回る。

1回目、2回目のデートで数字が揃えばリーチになるし、ならない場合もある。3つ数字が揃えば当たりとなり付き合えるかもしれないが、当然すぐに別れる可能性もある。単発の当たりだけじゃまたすぐにお金が尽きて終わってしまうだろう。

欲しいのはお金がプラスになるような確変の大当たりである。

そんなもん、きっと319分の1くらいだろうよ。

 

第十一章 319分の1

僕は早速駅伝の日にマッチングアプリを再インストールした。

しかも伊勢神宮を観光するついでに良い感じの写真を撮ってもらいそれをアイコンにした。

課金は1ヶ月に制限し、その1ヶ月間はできる限りの努力を尽くした。

 

とは言え、たかだか1ヶ月では都合良くいい人に巡り会える訳ないのである。逆に悔いの無いように頑張れば恋愛を吹っ切れるかなと思ったからである。現に前のブログでは恋愛をほとんど諦めていた文章を書いていた。

 

パチンコで3000円と決めてやってるようなもんだ、玉の数も少ない。ほとんどがポケットに入らずルーレットすら回らない。もう数が尽きかけたその時、1発が入ってルーレットがスタートしたのだ。

7 III III  → 7 III 7    リーチ!!ドゥルルルル…!!

 

2度目ユニバデート確定演出からの3度目美術館デート! まだ弱いッ…!人がたくさんいてタイミングが無いっフォンフォンフォン🚨…ん?演出が変わった?

2軒目の居酒屋、2人だけの空間…小さな円卓を囲みながら日本酒🍶舞台は整った…!

あとは野となれ山となれっ!失敗したらそれまでだ!!連打だ!!!!!ダダダダダダダ💥

どうだ?どうだ?

 

7 7 7 !!?大当たり!!!よっしゃああ!!

キュキュキュキュキュキュイン!!!キンキンキンキンキン!!!

(パチンコでたとえてすいません…あとパチンコほとんどやった事ないです。)

 

僕はそもそも恋愛向いてないんですよね。

機嫌に浮き沈みがある人が好きじゃなくて。いや、浮き沈みある事自体は良いんだけどそれを相手に気を遣わせてしまわせるような振る舞いをする人がキツくて。

でもはっきり言って男性と女性って特に生理の有無とか身体的特徴が明らかに違うじゃないですか。男性は女性の気持ちが分からないでしょって言われればそれまでだし。まあそうだよなと態度では頷きながらお前も男性の気持ち分かろうとしてないでしょ…って思っちゃうタイプなんですよね。僕は。

だから相手の機嫌に合わせるのが正直しんどいんすよ。僕だってしんどい時あるんです。

でも相手にそれを出しちゃマズいなと思って我慢してるんです。それかもっと不満を全面に出した方がいいんですか?まあ置いといて。

 

だから付き合うなら気分の上下があんまり無い心が安定した人が良いなと思ったんです。

でもそれと同時にその「心が安定している」というただ1点の条件がどれほど高望みであるかも理解してきました。だからあんまり恋愛に深入りするのはやめようかなと思ってきたのです。

 

でもその時、僕のその高望みに応えてくれる女性が現れたのです。

綺麗、スタイル良い、性格良い、心の安定したお姉さん、最強じゃないですか。

9歳年上なので言ってしまえば アラフォー、ギリギリ昭和生まれ、B'z結成年と同じ、ガッキー、吉高由里子西野カナと同い年 と全てはものの言いような気もしますが、僕と並べば同い年に見えるくらい若いですね。そう書くと僕が老けてる可能性もありますね。

 

僕が甘える側になるのは初めてかもしれないですね。結構本音とか晒け出せる間柄になってます。

でも、年上のお姉さんに甘えるのではなく、年上のお姉さんが甘えるようになってからが本番なのです(?)すいません、訳分からん事喋りました。

要するに惚気てます。惚気過ぎて多少ウザがられようが嫌われようがどうでもいいくらいには舞い上がっています。

前の彼女が別に悪い訳でも無いんですよ、、めっちゃいい人ですし最近会いもしましたし。円満にそれぞれの人生を歩んでってます。しっくりくるなと思ってても別れちゃうくらい恋愛って難しいんですよねー。

 

今の彼女とはLINEの頻度が少なめのが良い!だったり、電話は苦手だからしない…!とかLINE以外のSNSは共有しないとか、服はユニクロで買う!とか他のグループで飲みやライブを頻繁にしてもいいとか、日本酒大好き!とか少年ジャンプ好き!とかしょうもないボケもするし拾う!とかイケおじ熟女好き!とか結構共通点多いんですよね。

特にありがたいのは僕の食物アレルギーには「お互いが好きな物を食べればいいし無理して一緒のご飯食べる必要ないよね」ってタイプなのでめちゃくちゃ助かってます。

相手が僕のアレルギー物質である卵を大好物としてるんですが毎回会うたびパクパク食べてます。良いですよね、お互い気を遣わなくていいので。

 

小さな共通点って大事かもしれないですね。特に電話したいタイプと嫌なタイプははっきり分かれる印象なので…。僕は絶対に嫌、過激派です。

 

結構喋ったんですけど、すごい奇跡なのが僕がたまたまこの1ヶ月マッチングアプリをしたのと、相手もまたたまたまマッチングアプリを再開した時期が一緒だったという事ですね。

 

こんな上手くいくことそうそう無いですよ。運を掴み取りました。いぇい。

 

まあでもそれほど魅力的な相手だと取られかねないので僕も魅力的な人間だと思われるように気を抜いてはいけないですね。

 

第十二章 残業出来ないという地獄

急に現実に引き戻されたような感覚だが、24年度を迎えるにあたって切っても切れない恐ろしい問題に差しかかっている。

それは、24年問題と呼ばれるいわゆる労働時間の見直しである。

ざっくり言えば今まで月残業60時間出来てたのが月平均30時間にまで減少するのだ。

しょうみな話、今でも月60時間すら無理である。毎日7時半出勤、19時退勤で残業60時間なのだ。

なので今でも40時間ほどサービス残業して何とか業務が成り立っている感じだ。

それが30時間?つまり70時間サービス残業になる訳だ。1時間2000円だとすると給料も60000円分、年に720000円減る事になる。

幸い、弊社は賃金アップがなされたのでそこまで減少する訳ではないが、プラマイで言えばマイナスにはなる。

また土日祝が完全に休みとなる。これは良い事じゃないか?と思われる人がいるかもしれないが建設業に関しては極めて苦しい事態である。

職人さんは日当だったり、進捗日数などで給料が貰えるので大抵の現場は土曜日稼働だったりするのでそのサイクルが遅れて給料が減るのである。

この現場も職人さんから猛反発を受けながらも土曜日休みにする事を余儀なくされたのである。

 

働き方改革とは何やねん、ただでさえ建設業の人材が不足してるのに更に首を絞めてどうすんねん、、まじで、知らんぞ。

 

じゃあ、何とかして残業を減らせないか?という問題に焦点を向けるが、まず無理である。

ひとえに現場をしっかり確認し指示しないとあらぬ方向に進む事なんてざらにある。それに膨大な書類資料や図面の承認など事務仕事も大量にある。日々打ち合わせしないと搬入の1つでさえ命取りとなる。

更に下っ端は色んな雑用業務があったり職人さんからも上司からも板挟みになる事もよくある話だ。言葉の罵声は毎日あるが暴力も時としてある。正直毎日心臓がキュッ…となってストレスと疲労でクタクタである、

 

簡単な話、今日の仕事、明日の仕事、1週間分の仕事、1ヶ月〜1年を見据えた仕事を同時に毎日行う必要がある。

また工程、コスト、品質、安全、環境全てを気にしなければならない。

別に安全面や品質を落としてもいいのなら、とっとと帰る事だって出来るだろう。しかしある程度の水準を求められるなら業務量的に不可能だ。

またクタクタの脳味噌イカれた状態で仕事をすると効率も悪いしミスを頻発し、結局残業しないと終われないし睡眠も取れないという悪循環に陥る。それでも残業して仕事がある程度終われるならマシだ。

 

問題は残業出来ない地獄というか、残業をしても全くお金にならないし、パソコンのオンオフで勤退が管理されているので残りは紙仕事しか出来ないという縛りもある。

そんなんでは仕事は終わらない、明日の借金が徐々に膨れ上がっていけばいつか破産する。

検査の時に書類が足りないとか、ミスに気付けずにそのまま放置して気付いた時にはもう手遅れ…とか。あー、思い出しただけで…

 

正直しんどさはかなりのしかかってる状況だ。今後の国の動きによっちゃ僕も黙ってないと思う。これ以上縛っても人が辞めていくだけだ。

 

みんな話を聞いてくれる人を雇ってるんだったら上手くいくんかもしれんけど全然そうじゃないからな…綺麗事で目を逸らしてきた現実の惨状を見てほしいものだ。溜まったツケの塊が結局この施工管理職などに圧迫していってるような気がする。苦しい。

そんな中4月がスタートし、とうとう社会人5年目である。さすがにもうのらりくらりとは生きていけない。仕事に対しても何か目標を定めて生きていかないとしんどくなってくる。

 

俺は何をしたいんだろう…ほんとにずっとこの職業を続けてやっていけるのだろうか。綺麗事で現実から目を逸らしてるのは僕の方なのか。

人生もまた運ゲーなのだとしたら、サイコロを振る準備だけはしといても良いのかもしれない。

 

 

30代女性芸能人の年齢知りたくないですか?

正直に言うと年齢にそこまで興味なかったんですよ。

でも年上の彼女が出来てから彼女と比べてどうなのか調べてしまう癖がついてしまいまして…。

へー、ガッキーと同い年なんや〜とか佐藤栞里よりも年上やったんや〜とかお節介な感想を抱いているうちに、

「もういっその事まとめてやろう!」と決めてジャンル別に並べてみました。

 

大体平成元年(1989年)生まれ±5年あたりを中心に挙げております。

表示する年齢は2024年4月2日時点で何歳なのかという基準です。これで早生まれとの差別化もできますね!

自分の好きな芸能人の漏れがあったら報告して下さい笑 私の判断で追加するかもしれません。

 

1.アイドル・歌手

あいみょん 95年3月 29歳

家入レオ 94年12月 29歳

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渡辺麻友 94年3月 30歳

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きゃりーぱみゅぱみゅ 93年1月 31歳

横山由依 92年12月 31歳

指原莉乃 92年11月 31歳

峯岸みなみ 92年11月 31歳

白石麻衣 92年8月 31歳

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柏木由紀 91年7月 32歳

前田敦子 91年7月 32歳

板野友美 91年7月 32歳

高橋みなみ 91年4月 32歳

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Aimer 90年7月 33歳

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道重さゆみ 89年7月 34歳

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西野カナ 89年3月 35歳

大島優子 88年10月 35歳

小嶋陽菜 88年4月 35歳

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青山テルマ 87年10月 36歳

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yui 87年3月 37歳

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篠田麻里子 86年3月 38歳

後藤真希 85年9月 38歳

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藤本美貴 85年2月 39歳

木村カエラ 84年10月 39歳

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吉岡聖恵いきものがかり)84年2月 40歳

越智志帆(superfly)84年2月 40歳

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矢口真里 83年1月 41歳

宇多田ヒカル 83年1月 41歳

倉木麻衣 82年10月 41歳

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AI 81年11月 42歳

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椎名林檎 78年11月 45歳

MISIA 78年7月 45歳

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aiko 75年11月 48歳

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森高千里 69年4月 54歳

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小泉今日子 66年2月 58歳

松本伊代 65年6月 58歳

 

2.タレント・芸人

小田結希(オダウエダ)95年6月 28歳

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ゆめっち(3時のヒロイン)94年11月 29歳

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フワちゃん 93年11月 30歳

まひるガンバレルーヤ)93年8月 30歳

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薄幸(納言)93年1月 31歳

かなえ(3時のヒロイン)92年6月 31歳

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植田紫帆(オダウエダ)91年7月 32歳

でか美ちゃん 91年5月 32歳

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熊元プロレス(紅しょうが)90年11月 33歳

りあんレトリィバァ 90年11月 33歳

よしこ(ガンバレルーヤ)90年10月 33歳

菊地亜美 90年9月 33歳

ブルゾンちえみ 90年8月 33歳

横澤夏子 90年7月 33歳

ファーストサマーウイカ 90年6月 33歳

イワクラ蛙亭)90年4月 33歳

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吉住 89年11月 34歳

ヒコロヒー 89年10月 34歳

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加納(Aマッソ)89年2月 35歳

稲田美紀(紅しょうが)89年1月 35歳

誠子(尼神インター)88年12月 35歳

福田麻貴(3時のヒロイン)88年10月 35歳

ホラン千秋 88年9月 35歳

重盛さとみ 88年9月 35歳

鈴木奈々 88年7月 35歳

むらきゃみ(Aマッソ)88年6月 35歳

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渡辺直美 87年10月 36歳

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酒井藍 86年9月 37歳

ゆいP(おかずクラブ)86年4月 37歳

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柳原可奈子 86年2月 38歳

イモトアヤコ 86年1月 38歳

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オカリナ(おかずクラブ)84年9月 39歳

渚(尼神インター)84年8月 39歳

若槻千夏 84年5月 39歳

SHELLY 84年5月 39歳

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ベッキー 84年3月 40歳

小倉優子 83年11月 40歳

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近藤春菜(ハリセンボン)83年2月 41歳

山崎ケイ(相席スタート)82年6月 41歳

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キンタロー。 81年10月 42歳

MEGUMI 81年9月 42歳

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安藤なつ(メイプル超合金)81年1月 43歳

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大島美幸森三中)80年1月 44歳

村上知子森三中)80年1月 44歳

箕輪はるか(ハリセンボン)80年1月 44歳

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黒沢かずこ(森三中)78年10月 45歳

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雛形あきこ 78年1月 46歳

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♡さゆり 69年7月 54歳…!?

 

3.女優

松岡茉優 95年2月 29歳

川口春奈 95年2月 29歳

広瀬アリス 94年12月 29歳

二階堂ふみ 94年9月 29歳

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新川優愛 93年12月 30歳

武井咲 93年12月 30歳

新木優子 93年12月 30歳

のん 93年7月 30歳

志田未来 93年5月 30歳

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吉岡里帆 93年1月 31歳

本田翼 92年6月 31歳

滝沢カレン 92年5月 31歳

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トリンドル玲奈 92年1月 32歳

高畑充希 91年12月 32歳

河北麻友子 91年11月 32歳

瀧本美織 91年10月 32歳

山本美月 91年7月 32歳

波瑠 91年6月 32歳

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蓮佛美沙子 91年2月 33歳

佐藤栞里 90年9月 33歳

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桐谷美玲 89年12月 34歳

仲里依紗 89年10月 34歳

夏菜 89年5月 34歳

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多部未華子 89年1月 35歳

菜々緒 88年10月 35歳

堀北真希 88年10月 35歳

戸田恵梨香 88年8月 35歳

吉高由里子 88年7月 35歳

新垣結衣 88年6月 35歳

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榮倉奈々 88年2月 36歳

佐々木希 88年2月 36歳

倉科カナ 87年12月 36歳

木村文乃 87年10月 36歳

長澤まさみ 87年6月 36歳

沢尻エリカ 87年4月 36歳

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井上真央 87年1月 37歳

石原さとみ 86年12月 37歳

北川景子 86年8月 37歳

比嘉愛未 86年6月 37歳

上野樹里 86年5月 37歳

杏 86年4月 37歳

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満島ひかり 85年11月 38歳

宮崎あおい 85年11月 38歳

上戸彩 85年9月 38歳

相武紗季 85年6月 38歳

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綾瀬はるか 85年3月 39歳

松下奈緒 85年2月 39歳

松本まりか 84年9月 39歳

山田優 84年7月 39歳

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香里奈 84年2月 40歳

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深田恭子 82年11月 41歳

真木よう子 82年10月 41歳

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安達祐実 81年9月 42歳

柴咲コウ 81年8月 42歳

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広末涼子 80年11月 43歳

小池栄子 80年11月 43歳

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仲間由紀恵 79年10月 44歳

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小西真奈美 78年10月 45歳

麻生久美子 78年6月 45歳

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菅野美穂 77年8月 46歳

松たか子 77年6月 46歳

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井川遥 76年6月 47歳

木村佳乃 76年4月 47歳

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中谷美紀 76年1月 48歳

内田有紀 75年11月 48歳

米倉涼子 75年8月 48歳

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吉瀬美智子 75年2月 49歳

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吉田羊 74年2月 50歳

篠原涼子 73年8月 50歳

宮沢りえ 73年4月 50歳

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木村多江 71年3月 53歳

永作博美 70年10月 53歳

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石田ゆり子 69年10月 54歳

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天海祐希 67年8月 56歳

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吉永小百合 45年3月 79歳…???

 

【結論】

ちょっと番外編で45歳以上で若く見えてそうな

人も調べて入れたんですけどねー、、

 

吉永小百合さん、えっ79歳なんですか?

…って思ったんですけど

ちなみに野沢雅子さんは36年10月の87歳です。

黒柳徹子さんは33年8月の90歳です。

 

えぐいなぁ…俺はそんな歳まで元気に生きられるんかな?、あれ?なんで調べてたんだっけ?

 

 

 

 

 

 

 

付き合ってからの失敗17選

ビターな思い出はお好きですか?くみこです。

 

もし付き合えても別れてしまったらその時間は無駄じゃないですか?

と聞かれたら、それは絶対に違うと断言します。断言したいです。

別れるまでに何かしら原因が絶対にあるはずなんです。それを一つずつ学んで、次に活かしていけば無駄なんて事は無いんです。

 

大きい事から小さい事まで、あっこれはダメだったなという自分自身の経験をこれはダメだなと気付いた時系列順であげていきます。あくびしながら気軽に見といてください。

 

※気付いた順番なので、たとえば記念日や誕生日を忘れるとかは元から忘れた事は無いのでここには書かないです。あくまで自分の経験ベースでやっちまった事だけ書いていきます。

 

・他の人に目移りする

付き合ってみると相手を探す必要が無くなるので「余裕」が自然と出てくるんですよね。

それに、相手がいるというだけでも学生の頃だったら魅力的に見えるんです。ストレートに言えばカーストが上がるんですよ。

 

つまり、もう相手がいるのに異性が寄って来がちになるんですよね。居なかった頃には全然来なかったのに、もどかしいですね。

 

違う相手に恋愛感情が無くともそれとなく話してたりするのを相手が見かけたらちょっと嫌になっちゃいますよね。

それに僕はその時に寄ってきた可愛い後輩に実際少し目移りしてたので良くなかったんでしょうね。

 

・決断を相手に委ねる

〇〇と××、どっちがいい?というのに「どっちでもいいよ」と返す事ですね。僕はやりがちでした。

せっかく時間をかけて気も遣って聞いてくれてるのにそれを無下にする発言は恋愛以前に人とのコミュニケーションとしてもよろしくないですね。

 

1番良くなかったのはマンネリが続いて別れるときに、僕はどっちでもいいけど君があれなら別れるよと大事な決断から逃げた事ですね。

 

本音としては別れてもこのまま続けたとしても受け入れるよ。という意味でした。

僕は恋愛でも味のしないガムをずっと噛んでいられるような人です。

相手への伝わり方は死刑のボタンを相手に押させて責任を全て負わせる卑怯なヤツ、最低!ですから。

 

しかも僕はこの失敗をダメだと分かってたのに何回かやっちゃってるんですよね。絶対に逃げたらいけません。

 

・可愛いや好きを伝えない

恥ずかしかったりすると可愛いとか好きとか言えないんですよ。昭和だと照れ隠しみたいなのが美徳にされるのですが、当たり前ですけどそんなの直接言ってくれた方が嬉しいに決まってるんですよね。

冷静に考えれば「カッコいい!」って褒めてくれる人は好きになりますもんね。

 

お前が好きになったんだろ?恥ずかしいもクソもあるかよ、と当時の僕に言ってやりたいです。

とにかく褒めましょう。そうしたら自分にも返ってきますよ。

 

・相手の理解者を敵に回す

相手自体は好きだけど相手の友達がどこか鼻に付いてそんな好きじゃなかったんですね。それって案外バレて本人にも良い印象を与えないんですね。

友達を否定するということは、相手はその友達と好きで仲良くしている訳ですから回り回って「相手の価値観」を否定していることになります。そりゃいい気分にはならないでしょう。

 

それの何が良くないって相手の僕に対する不満がその友達とラリーすることで増幅しちゃうんですよね。マイナスが大きければ一気に関係が破綻します。

その失敗もあって、少なくとも1人は相手の友達を味方につけようとやりくりしました。最悪、相手の両親とかでもいいんです。(実話)

 

悪い言い方をすればワンクッションを設ける事で直接だと言いづらい事もフィルターを通して1歩踏み込んだ話し合いが出来るんですよね。

それに、友達から相手の本音を聞ける場合もあるので、今の相手の感情を探れるんです。

誰かを味方につければ一気に追い風の恋愛ができますよ。多分。

 

・一緒に歩く時置き去りにする

デートとかで一緒に歩く時にいつものペースで歩いちゃって相手を置いてけぼりにするケースですね。

特に反省してるのは、1人だとエスカレーターと登り階段があったら登り階段を軽快なステップで駆け上るんですけどそれをデートでもしちゃいました。

歩幅はちゃんと合わせましょう。自分勝手では恋愛は続きません。

 

・傘をとじる時バサバサしぶきを飛ばす

これも一人だとやっちゃいがちですが、近い距離で相手がいればバサバサすればしぶきがかかっちゃうんです。

これと同じで勢いよく傘を開いた時も雫が飛ぶ場合があるのでゆっくり開くか誰もいない場所でそっと開くようにしましょう。

当たり前じゃんと思う人もいるかもしれませんが

僕は何も考えずにやってしまってました。

そういうちょっとした粗暴さが命取りになるかもしれませんよ。

 

・勇気を振り絞るタイミングを考えない

簡単に言えば告白するタイミングとか、まあ性の営みを申し込むタイミングですね。

結局は自分の事しか考えてないので、たとえば今日のデートのどこかで告白しよう!とかノルマを課してプランして、結局ひよってしまって良いシチュエーションがあっても言うタイミングを逃すんですよ。

それでほんとにラストの離れ離れになるギリギリで言わなきゃ!と勝手に焦って周りに大勢人がいる中で言ったりするんですよ。相手にしたらたまったもんじゃありませんよね。反省してます。

 

知らんけど僕みたいなパターンの人、多いと思いますよ。踏み込んだ発言をすれば関係が崩れるんじゃないかというリスクもそれなりにある訳ですから、1度目の失敗は許してあげて下さい。

 

・相手の話に興味をもたない

相手の話したことを忘れて、「それ前も言ったじゃん!覚えてないの!」と怒られるあれです。

たとえ興味の無い話でも人と人との関係なのですからちゃんと耳を傾けてください。

音楽とか趣味とかは個人的にはほんまに興味の無い場合は無理に共有する必要は無いと思っています。エネルギーを使い過ぎちゃうんで。

ただ、出来事とかその人自身の歴史とかは覚えて置かないとほんとに私の事好きなのかな?って不安にさせますので付き合ってる以上は忘れないでください。

 

・愚痴を言い過ぎる

これは難しい問題ですけど、愚痴を言う事自体は良いんですよ。

ただ、相手を救世主のごとく頼り過ぎてしまうのは良くないです。何でも無償で解決してくれる訳ではありません。相手も人間です。ちゃんと溜め込みます。ゴミ箱みたいに愚痴を吐き捨ててたらそのうちあなたが捨てられちゃいますよ。

 

そして、反省し過ぎて愚痴を言わない方向にしたのですがそれも良くなかったんですよね。後述します。

 

・自分の趣味を押し付ける

自分の好きなものが相手が好きだとは限りません。自分が好きなものは絶対に良いに決まっているっていうのは自分勝手極まりないです。

僕はB'zが好きなので事あるごとにB'zの話をしていたら「またB'zの話〜?💢」と注意されました。趣味の話は趣味の界隈で発散しましょう。

 

これと似たようなパターンで、会社の愚痴は会社内で済ませましょう。(これ大事)

理由は2つあって、相手にとっても理解するのにエネルギー使いますし、説明する側もエネルギーを使うので効率が悪いです。同じ会社であれば似たような苦労を経験しているので共感しながら発散できるので、あんまりストレスを持ち込まないように頑張りましょう。(頑張ります…)

 

・依存し過ぎる

僕の場合は相手の機嫌や気分に自分も同じようにぐらつく事がありましたので、相手が気分屋の人であれば正直しんどかったです。

自分は自分、相手は相手と割り切らないと共倒れしてしまいますので、深入りして依存するのは心の健康に悪いです。

まあでもそれは人の好みの問題もありますので押し付けはしないです。あくまで自分の反省点ですので。

 

・クールなふりをする

一見マイナスなのかもしれませんが、無理にクールぶるよりはヤキモチを妬くというポーズを見せた方が、冷めてないんだなーって、恋の熱量があるという事が相手に伝わります。

1番上の項目で目移りするという反省点がありましたが、こっちでは逆で「目移りさせない」という努力をしないと別れちゃうよという事です。

 

・我慢し過ぎる

これは恋愛において大変良くない事だと知ったのはだいぶ後でした。

と言うのも、僕は無意識のうちに気を遣い過ぎて我慢する事がベースで生きてきたからです。

ちょっとした文句があっても、まあいいや。とか、僕も悪いとこあるしなぁ…と飲み込んでしまいます。

それを繰り返し続けていけばストレスもちょっとずつ溜まっていきますし、相手は相手で心を開いてくれてないのかと不安にさせてしまいます。

 

小さな事でも話し合って解決した方がその時はちょっと衝突するかもしれませんが、後々になった時に円満になると思います。

 

・理詰めする

相手から悩みがあると言われて聞いた時に、アドバイスをしようとこちらは相手の悩みの根幹を取り除こうとして

〇〇した方がいいんじゃないかな?とか行動で示さないと分かってくれないよ?とかガチアドバイスをしちゃうんですよね。

でも相手が求めてるのって「答え」じゃないんですよ。

そうだよね、ツラかったよね。という「共感」なんです。慰めて欲しいから悩みを聞いてもらったのです。それなのに責められてたら嫌ですよね。すいませんでした。

 

そもそも僕は論理思考人間なので、友達も同じ思考の人が多かったので悩みを聞かれた時は答えを欲してるんだと思い込んでいました。

でも感情型の人間には逆効果なのです。一般的には女性が多いとは言いますが、女性でも論理的な人も少なからずはいます。

(でも傾向としては男→論理型 女→感情型 が多め)

 

理詰め。ダメ。ぜったい。

 

・無理に合わせようとする

我慢し過ぎるに近しいところではありますが、自分は自分、相手は相手と割り切らなきゃどっちかが潰れます。

 

僕は「電話」が苦手です。特に平日の夜は疲れて帰ってきてるので一分でも早く寝たいのです。

それに器用じゃないので電話しながら何かする事が出来ないので電話の時間だけ行動が制限されます。

LINEのやり取りだと自分のペースで返せるので、なるべくはメッセージでやりくりしたいタイプですし、なんなら1日2〜3回のラリーで十分です。

LINEのメッセージでは話せないような事もあるじゃないの?という反論もありますが、それは直接会って話したら良いんじゃないんでしょうか。

 

僕は少なくともそういう価値観がありますが、大概は相手に合わせてしまいます。

 

合わせてしまって、たとえば平日の夜に電話するってなった時に僕はなぜだか分からないんですけど無言で泣いちゃったんですよね。

当時社会人1年目でしたが、ストレスが酷かった頃ですね。

嫌だけど断る事もできずに堤防が決壊するかのようにどうしようも無くなったんでしょう。

嫌なら嫌って言いましょうね。我慢した先には別れしか待っていませんよ。

 

・疑念を放置しない

相手を不安にさせないという意味で、曖昧な返事をしたり、浮気などの疑いを持たれた時にどう対応するかです。

適当に言い訳するよりも誠意をもって謝った方が印象が良いって芸能人のスキャンダル会見を見れば一目瞭然でしょう?

 

言い訳はほんとに見苦しいだけです。相手に疑いを持たれた時点で負けを認めてください。

 

まとめ。

今一度おさらいすると、

・他の人に目移りしない

・決断を相手に委ねない

・可愛い、好きは直接伝える

・相手の理解者を味方をつける

・一緒のペースで歩く

・傘は丁寧に開く(とじる)

・勇気を出すタイミングを考える

・相手の話に興味を持つ

・愚痴を言い過ぎない

・自分の趣味を押し付けない

・依存し過ぎない

・「嫉妬」を正直に伝える

・愚痴を言わな過ぎない

・理詰めしない

・我慢し過ぎない

・疑念はすぐに潰す

 

これが僕の失敗から学んだ経験です。

 

それにこれはあくまで男編です。女性だと共感できる部分がちょっと少なくなるんですかね?分かんないですが。

 

まだまだまだ発展途上中ですが、同じ過ちだけは繰り返さないように頑張っていきます。

それでは。、

 

マッチングのタイミング

2023年11月、会社の同期の強い勧めで一度本気で彼女を作る気でマッチングアプリを再開した。

 

これまでも別れてから何回かやってはいたが、まめな性格じゃ無かったので、結局1年やって計10人ぐらいとやり取りして会ったのはたったの1回、それもそこから音沙汰なく終わり上手く発展した事は無かった。

 

その反省を活かし、1ヶ月だけ課金するという縛りを設け、写真にも流行を取り入れ、女性ウケの良い写真に一新し、名前もとっつきやすい「ななみ」という七三分けで呪術廻戦の人気キャラの名前に変えたり、いいねやメッセージもまめにするようにしたら、1ヶ月でさっきの1年分くらいのやり取りができた。

しかしながら、なかなかLINEをゲットするまでには至らない。1つはやり取りが途中で潰えてしまうか、やり取りの中でこの人とは上手くいかなさそうだな…と見切りを付ける事もあって、3〜4人の会話を出たり入ったりを繰り返していた。

 

そんな中1人だけメッセージが長く続いた相手がいた。

アイコンはスタイルの良い美人さんだった。

最初はまた詐欺なんじゃないかと警戒していたが、何度か連絡を送り返した限りその線は薄いと判断した。

この1ヶ月で初めてLINEをゲットでき、その流れで1度目のデート…しかも夜飲みを約束できた。

ーーーーーー

当日ギリギリまでドタキャンされないかな…とか、会話が弾まなかったらどうしようと不安ばかりが脳内を覆った。

待ち合わせ場所で先に待つ。そう言えば1年以上も恋愛するつもりでの飲みってしなかったなと思い巡らせていると、遠くからアプリのアイコンそのままの美女が現れた。LINEで話していたが気持ちは初めて話すかのような緊張がほとばしる。

 

たどたどしくも僕が選んだ自信のあるお店にエスコートする。バリエーション豊かな日本酒とおでんが揃う居酒屋だ。

僕はこしらえたショートトークをしながらなんとか場を作っていく。

相手は聞き上手でありながら話も上手である。持ち前の明るさと話から伝わる元気さに手のひらの上で弄ばれるようだった。

 

そして、僕は避けては通れない食物アレルギーの話を告白する。大抵はここで過剰に気を遣われたりするのだが、

相手は「貴方は貴方、私は私。私は刺身があんまり好きじゃないから食べないし、卵は大好物だから今日も食べる。お互いが好きなもの食べたらそれでいいじゃない。」

と大人な対応をしてくれた。

この依存し合わないお互いを尊重する考え方に僕はグッときた。

それは恋愛観にも現れていて、「年下だからなよなよしてるとか年上だからしっかりしてるもんだと思ってたけど、ただただ個体差の違いなんだよね。そういう意味では年齢にはこだわらないかな。現に貴方も実年齢よりもしっかりしているように見えるよ。」

それはひょっとして脈ありなのでは…と昂らせたが気持ちを落ち着かせた。そういう人は恋愛経験も多いから僕を試そうとしているな…と引き締めた。

お互い日本酒は呑めるのでがぶがぶ呑みながら結局2軒目にも行き5時間ほど話し続けて解散した。

すぐさま僕は2回目を要望したら二つ返事でOKしてくれた。しかもなんと場所はユニバだ…!!

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マッチングアプリは今や出会いの手段のメイン市場になりつつある。主観だが周りの人でマッチングアプリ付き合いや結婚までしている人も少なくない。

 

数撃ちゃ当たるという試行回数理論なのでそりゃー付き合う可能性は高いのだろう。でも何かドラマティックさが欠けているだとか、理想を探すならむしろ遠回りじゃないか?とどこか引っかかっていた。

 

マッチングアプリが最善なのか僕は分からない。だが、僕が今マッチングアプリをたった1ヶ月本気でやり始めたそのとても短い間に数多いる異性の中からこんな素晴らしい人に出会えたのは、たとえ結ばれなかったとしても人生史を考えれば、もはやそれは運命じゃないか。

この時期に始めた事はきっと偶然じゃない…。そう信じて。

ーーーーーー

2回目のデートはいきなりユニバだった。1週間前から天気ばかりが気になった。

雨こそ降らないものの当日と前日で気温が一気に10度も下がる極寒となる予報だったが、会えるというだけで気分は晴れやかだった。

 

僕は6年半ぶりのユニバでまだマリオの世界観で彩られているニンテンドーエリア等が無く、確かハリーポッターやフライングダイナソーがオープンしたくらいの時期以来で、ものすごくワクワクしていた。

相手はその前の週も行ってたくらいの年パスのヘビーユーザーだった。

それゆえに誘いやすかったのもあるし「ユニバ」のハードルが低かった。

逆に言えば普通だとユニバデートは脈ありみたいなものだが、ユニバ好きだから行ってくれただけかもしれないし、ユニバの事を知り尽くしてる以上、いわゆる待ち時間をどれだけ楽しめるかにかかっている。まあ得意分野である。

 

最初の入場時に少しアクシデントがあったものの、ニンテンドーエリアの入場券を得る事ができた。開場から30分しか経ってないのにもう昼まで入れないという徹底した混み具合だった。

朝早くから来たのでその昼までは3つほどアトラクションに乗った。思っていたより空いていたのは気温が下がった天気のおかげだったかもしれない。昼食のレストランは混んでいたのに関わらずなんとすぐに座る事ができ運が良かった。

トークもすこぶる順調で僕の飽きさせないトークがいかんなく発揮された。

 

ようやく、相手もなかなか行けないというニンテンドーエリアへ。写真撮影スポットではしゃいだり、アトラクションを2人で写真を撮りながら楽しんだ。低身長キノピオがかわいかった。

結局夜中ギリギリまで楽しんだ。夜ごはんは近くのチェーン店にこれまた丁度並ばずに入る事ができ、総合的にめちゃくちゃ運命に導かれているかのようだった。

…ユニバで告白するというのが1番一般的には綺麗な流れなのかもしれないが、相手(年パス)と僕(6年半ぶり)のユニバの熱量の差が違い過ぎて、僕だけ過剰に舞い上がってたような気がしたので今回は純粋に「楽しむ」事を優先に動いた。

 

そして、1ヶ月の期間は空いてしまうが、3回目のデートを約束する事ができた。待ち時間が楽しかったと言われた時は嬉しかった。

ーーーーーー

タイミングというのは非常に大事だなとしみじみ思う。

もし、僕が大学生…あるいは社会人始めたての22歳とかだったらこの恋愛は成り立っていなかっただろう。

年齢の差とは何かと言えば「失敗量」の差だ。

あーこうしたらダメなのかと失敗を経験し、改まれば今度は同じ失敗をしなくなる。

恋愛はある意味そういった失敗を沢山積むことができる良い機会なのだ。

 

神様が試練を与えているというように、そのタイミングでこの失敗という経験を与えてくれるのは何かしらの意味があるんじゃないかと僕は思ってる。

つまり、自分の人生史における伏線みたいなものでいつかその伏線回収のために活きる場面が出てくるんじゃないかと、

そういう意味ではこれまでの恋愛も全て別れてしまったが、無意味ではなくむしろ今の恋愛を助けてくれているのだと実感した。

 

だからこうして3回目のデートまで結び付かせる事ができた。僕はここでしかけようと決めた。

ーーーーーー

3回目には相手からの希望で美術館に行き絵画を観る事になった。僕は巡りこそしないが自分も絵を描く事が趣味ではあるので好きな方だ。

2人で考察しながら周っていたのであっという間だったし、なかなかに疲れた。

 

そこからは少し歩いて早めの夕食をとる事にした。席が6人用のメニュー表だけで仕切られた真ん中の2席で双方からの声が丸聞こえだ。

んー、ここでは言いづらいな…1軒目では当たり障りの無い話にして2軒目へと足を運んだ。

 

今度はほぼ2人きりの空間だった。いける。

 

お互い日本酒を嗜み、まずは恋愛の話をしてから本題へ踏み出した。相手は顔も性格も良いので僕は所詮キープの1人なんじゃないか、遊ばれてるだけなのでは…?という不安に見切りをつけたたかった。答えがどっちであろうと僕は攻めると決めていた。

 

そして僕は好意を伝えた。

相手はえっ?私こそ遊ばれてるんじゃないかって思ってた!?と手で口を覆いながら驚いた顔を見せた。

まあ無理はない。年齢差を考えればお互いがそう思うのが当然の反応かもしれない。

2人の本気を確かめられたのでよろしくお願いします!と柔らかい手で固い握手を交わした。

 

緊張していたからか、めちゃくちゃ飲んでしまった…

2人改札の前でもう一度握手を交わし解散した。

一気に気が緩んだからか思わずXで報告してしまった。

この気持ちに蓋をするにはあまりに勿体なさ過ぎた。

感情はこの世界にしか無いものかもしれないのに。

 

でも同時にこっからだなと冷静な自分もいた。これからも失敗はたくさんするだろう。でもそれが全て糧になるのなら怖くないなと思った。

このタイミングで出会えたのが運命そのものだからだ。

ーーーーーー

 

今まで出会えた全ての人に感謝を込めて。

これからも頑張っていきます。

バカに賢さをどう伝えるか

こんなタイトルでブログを始めるのも失礼な話だが、ちょっとメモ程度に残しておくとする。

 

昨夜、3人でご飯に行った。1人は仕事きっかけで付き合うようになった職人さん。珍しく同い年である。

まあこのブログで幾度かは書かせてもらった人と同一人物である。彼とは色々あって2年半も連絡が取れなかった。

それが一昨日彼から急に連絡が来てたまたま互いの職場が近い事もあり、これまた急遽翌日に会う事になったのだ。

 

最初は2人で飲みの予定だっだが彼は職場の地元の女も連れていた。

僕は会った事がない人だったが年下だったので基本は彼と僕優位で話は盛り上がった。なにせ2年半ぶりだ。積もる話もたくさんあった。連れの女の人とも早い段階で打ち解けた。

 

僕と彼は生きてきた世界が違うなと思うくらい学歴が違う。

しかし彼は有り余るくらい地頭が良く器用で生き方が上手い。そして価値観も僕と似ている。だからこそなんやかんやで一緒にいるのだろう。

 

彼には学歴自慢をしても意味がない事は分かっている。ただ連れてきた女の子の知能を推し量るため、あえて賢いアピールをした。

 

結果から言えば、彼女は会話にでてきた「地頭」の意味すら分かっていないお世辞では覆せないレベルのかなりのバカだった。

 

たとえば偏差値73の中高一貫の○○高に通っていた、と言っても全く伝わらない。ましてや○○高の近くに住んでいるのにも関わらず彼女は存在すら知らなかったのだ。

そりゃ知ってる人は周りの環境にいないだろうし知ってても意味が無いからである。

 

偏差値もどういう数値なのか、70が高いのかどうかも当然知らない。そもそも義務教育とはいえ真面目に勉強してきたわけじゃないから小中学レベルの学力があるわけでもない。

そんな人達が当然大学も知らない。東大がどれくらいすごい事なのかなんて理解できない。

大学に入学する事自体が彼らにとっては賢い事なのでどの大学であろうが一緒なのである。

 

そもそも賢さも生きる上で必須ではない。現に僕ら3人は生きている。

賢かろうがバカだろうが皆等しく人間なのである。

 

そんな話もしながら落ち着いてお会計。

9900円だ。

 

彼が1人なんぼ払えばええんやと聞き、女の子は当然頭が?でいっぱいそうな顔だった。いや、考えるのを放棄していた顔にも見える。

僕はすかさず4000円やで!とにっこり答える。

 

彼は天才かよ!計算早いな!と4000円を出した。疑いもしない。彼らは気付かずに損をしている。くくく。

 

否、僕がそんなクズではない。僕が女の子の分を奢るためだ。結局僕が6割払っている。

 

まあそれも、帰り約40キロ先の家まで車で送ってもらおうとしてたのでトータルでは彼と割り勘みたいなもんである。

 

帰りのあてもない女の子も乗っており3人で乗っていた。

高速道路に乗りしばらくした所で女の子がトイレに行きたいと叫び出した。

 

彼は我慢しろと諌めたが、

漏れる〜!漏れる!次で下ろして!!聞く耳を持たない。

 

確実に言える事はサービスエリアで用を足すのが1番だ。

途中で降りたところで近くに店があるとは限らないし、トイレがあるかも分からないし、誰かが使っているかもしれない。そんな不安定な確率にかけるのは漏らす漏らさないの前ではリスクがある。

我慢に1番必要なのは「確かな安心」だ。ゴールが分かればそれまでは耐えられる。

 

それは賢さというより彼女の理解できなかった「地頭」由来の経験の差だった。

 

僕は彼女にサービスエリアで降りようと諭しながら最寄りを探そうとした矢先、サービスエリア2kmと書かれていた看板が見えた。運が良い。

運転していた彼に120km/hにスピード上げてと指示し、あとちょうど1分で着くから待ってやと彼女を落ち着かせた。

 

彼女は1分!?持たない…!!と言ってるが、結局最寄りはサービスエリアしかない。

今持ってる空き缶があるからそこに入れたらいいよ

とギリ笑えない冗談で気を紛らわせようとした。それもありかも…と返した彼女はもう結構本気だったかもしれない。

 

そうこうしているうちにちょうど1分で着いた。偶然じゃない。120km/hを1分換算すれば2kmだ。計算が出来れば当たり前の話だ。

しかし、それを理解できない2人は驚き、えっ!?なんで分かったの??と口にする。

 

そこで計算式を論理的に喋るほど野暮ではない。

そりゃ賢いからねぇ。と一言笑ってみせた。

彼女は足早とトイレに駆け込んで行った。

 

 

バカに賢さをいくら正しい理屈で丁寧に伝えたところで何も受け取ってはくれないだろう。

こうして困ってる時に持っている知恵を行使すれば勝手に感謝してくれる。

ある意味、自分の本質を見てくれているようでちょっと嬉しかった。

 

つまり面白い事に中途半端なバカには「肩書き」というものが本質よりも誇大広告として効果を発揮するが、バカを突き詰めるとかえって肩書きの価値すら分からない為、効果が無意味になり、原点である「本質」を求められるようになるという事だ。

 

僕は僕を見てくれる人が好きだし、僕も肩書きや飾りなどを取っ払った本質的な話をしてくれる人が好きだ。

自分と同じようなIQの人と話が合うというのは言うなれば「自分がどこに話の重点を置いているか」が似通っているかだと思う。

 

悪い言い方をすればその条件さえ満たせばIQの差などは関係ないと思う。だから彼とは話が合うのだと思う。

 

多少はIQの高い方が合わせる必要はあるがそこまでストレスは感じないだろう。

むしろ、自分には無い考え方、発想もあり学ぶ事がとにかく多い。また僕は賢くなってしまう。多角的な視野が持てるという意味で。

 

ひょっとして朱に交われば赤くなるのかな…?そういう皮肉めいた自虐もありながら、まだまだ未熟な青い自分でいたいと思っている次第である。

 

明けましておめでとうございました。引き続きブログの方も書いていきますので本年もよろしくお願いいたします。最後に言う内容では無かったですね笑

ー完ー

 

 

なぜセクハラが無くならないのか

 

いきなりですが、みなさんの周りでは「セクハラ」を見かけたこと、されたことはあるでしょうか?

僕はされたことは無いですが、見かけたこと、聞いたことはよくあります。

 

特に建設業の施工管理をしているとめちゃくちゃ蔓延っているんですね。

1番多いケースだと職人のおじさんが施工管理の若手女性に対しセクハラをするパターンです。

 

※ここで言う女性、男性は生物学的なものを指します。LGBT過激派がいたら怖いので注釈しときます。

 

現場だと完全に男性社会で、女性は1割にも満たず、いるだけでも存在感が出てしまいます。

 

施工管理の女性ってだけで正直ちやほやされる事が多いです。男性は優しくなりつらそうにしていたら手伝ってくれます。お菓子とかくれる事もあるらしいです。

しかし、同時に遠慮の無いセクハラが付き纏ってきてしまいます。恩恵が+5くらいならば損害が-20くらいです。

男性は恩恵こそ0ですが、損害は-5くらいです。女性には向けられない罵声や暴力、肉体労働を容赦なく強いられるくらいです。

 

少し話は逸れましたが、じゃあどうしてこんなハラスメントに厳しくなった昨今でもセクハラが無くならないのか、考察していきます。

 

①ボディタッチ=セクハラだと思ってる

さすがにボディタッチをする人はいな…否…い…🫲😯🫱バァ…

います。普通にいます。

根っからのセクハラジジイはハラスメントの風潮を物ともせず平気で抱きついたり肩叩こうかとか腰を触ってきたりします。こんなの逮捕案件ですけどね。

とは言え、限定的で多少分別のある人はボディタッチはさすがにセクハラだろ…というのは認識しています。

 

ですが、言葉に関しては「別に触ってないんやし冗談やしええやろ?」みたいな解釈に落ち着いています。

しかしたとえ冗談であっても発した言葉自体がセクシャルな話題でそれはダメだろ…と思う事は多いです。

 

たとえば、尻大きいなっ…とかおっぱいやばいな!などの容姿いじり、今日のパンツ何色?最近誰かとヤった?とかいう何やそれ??っていう会話、今度サシでご飯行こうよ〜とか、その脚、脱毛やってるね🥸とかいうキモいワード…などなど

全てアウトです。でもこれが普通にまかり通っているのが現場です。

 

そもそも今や彼氏いる?すら怪しいのに、火の玉セクハラストレート150km/hを投げ込むのだからすごいですよねー。

女性をみずタイプだと思ってるんでしょうか。もちろん大炎上です。

 

②権力を使って断りづらくさせる(パワハラとの融合)

これタチ悪いですよね。分かっててやっといて自分より権力的にいえば弱者をつけ込んでセクハラするわけですから。

 

将来のポストを約束するからとか良い待遇にしてやるからと直属の上司がやるパターンは今まで聞いた事ないです。さすがに弊社はそこまで腐っておりません。

 

あるパターンでいえば、下請けなどで各現場での担当者がいてそういった人が加害者になるケースですね。

たとえば仕事と関係ないのに頻繁にイタ電し、今度飲みに行こうやーとか、1番やばいのでは今度プレゼントでエッチな道具買ってあげるわ、とかですね。しかもその相手は電話だけのやり取りで直接会ったわけじゃないのに…である。

 

それの何がやばいかって対男性だと普通に優秀な人も多く、直属の上司に相談しづらい所ですね。

もし、その噂が入ってしまった時に契約を切られたり今後良くない方向に影響を及ぼすかもしれない危険もあります。

自分だけが嫌な目に遭うのと、現場全体の損失などを天秤にかけた時に特に飲み込んじゃうタイプの人は言い出しづらいのです。

 

本当は容赦なく訴えてもいいくらいなのですが、それが出来る人は次でも話すように「生き残れちゃう人」なんですよ。

 

③強い女性が生き残ってしまう

これが男性にとってセクハラの境界線がいつまで経っても曖昧にさせてしまう要因でもあります。

 

セクハラはいわば「誰が」「誰に」行うかでセーフかアウトか変わってしまうのが重要な部分です。つまり受け手次第で答えが違うわけです。

 

受け手が繊細だと全てがアウトになりますし、逆も然りです。

こんなセクハラの応酬や男性社会で生き残る事ができる女性は「はいはい、そうですね」とそんなセクハラをうまくあしらえる術を持った人か、「なに言うとんねん」と男性すらも圧倒する心の強さのある人しか生き残れないように思えます。

 

つまり、男性側主体に結局女性が合わせてしまっているので、曖昧なラインも結局「セーフ」扱いになってしまうのです。

だから分からないまま時代に取り残されているのです。

 

④夜の遊びの感覚を仕事でも持ち込んでる

これもあるかと思います。職人さんの世界は特に、家族、地元、仕事場、夜の遊び場でぐるぐる回っている人が多いので似たような人物としか会わないので新しい価値観に気付かないんですよね。

そして、女性とのコミュニケーションは夜の遊び場に限定されるわけです。

公私の分別が付かないとかではなく、そもそも「公」を知らないのです。

そういった所ではボディタッチもセクハラ発言も余程ひどいものじゃなければ許されます。

それをそのまま仕事場にも女性の扱いってこれでいいんでしょ?というノリを持ってきます。

①でも言ったように大半の人はさすがにボディタッチとかあからさまな下ネタはダメだろと分かって抑えてはいますが、その大半の中にでも元々の性質はプライベートの価値観なので、それをセクハラなラインと分からずに言ってしまう…なんて事もあります。

 

まあ、仕事以外にお堅い話だったりありふれた話ができないというか、つまんないと思われたくないプライドが邪魔しているといった可能性があります。夜の遊び場こそつまんないと淘汰されるようなものですし、手段問わず盛り上がれる人がモテますから。まあそれが次で話す最後の悲しき理由です。

 

⑤モテなかった人間の末路

まあ余裕のある人は「キモいセクハラ」はしないんですよ。モテなかったからキモい手段を取ってる事に気付かない訳だし。

残念ながら義務教育では恋愛を教えてくれません。任意教育です。モテなかった人間は少なからずコンプレックスを抱きます。普通の恋愛が出来ず夜の遊び場で発散します。

夜の遊び場だと女性側は気を遣ってくれるので良い気にさせるためにそんな指摘しない訳ですよ。大事なお客様(金)を失いたくありませんからね。でもきっと裏ではひどい言い様されてるんでしょうね。

男性側はタチが悪く、注意されないのでそのキモいやり方がダメな事に気付かず歳だけ食ってしまいます。

普段女性に見向きもされない人間は、いたぶる発言をする事で「反応をもらえる」事に快楽を覚えるのです。

それの最も楽で最も威力のあるのがセクハラ発言です。

人によっては様々な反応を見せると思いますが、あ、この人なら言っても言い返さないぞとか、ゾクゾクする反応をくれる!と快楽に手を出すように言ってしまうんです。

このタイプはもう変える事はできないでしょう。自分から距離を置くしかありません。

 

じゃあ、モテる人はセクハラしないのかと言われれば普通にします。ただ彼らは執着はしません。ダメですけどカラッとしたセクハラなのでダメージは少ないです。粘着質な人ほど気持ち悪いです。だからモテないのです。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

女性側は言い返せばいいじゃないのか、きちんとした拒絶をした方がいいんじゃないか?

と思った人、これこそがセクハラおじさんの思うツボです。

嫌がってようがそれは会話としてラリーが続いている状態なのでおじさん的には大成功なのです。

 

じゃあ、おじさんを撃退するにはどうすればいいか。

無視です。会話をぶち切ってその場を去りましょう。反応が無いことこそ、セクハラおじさんには1番ダメージとして響くのです。

もしそれでも続くようでしたら、その人は人間的に欠陥があるのでまじで信頼できる人に相談した方がいいです。

 

でもそれよりも1番大事なことがあります。

 

男性側の取組みです!

もしセクハラ現場を見かけたら、これはセクハラですよ!って注意しましょう。

 

意外と言われたら、あーそうなんだ…と気付いてくれますし、直してくれます。彼らは根が悪い訳じゃないんです。

昔ではオッケーだったり問題視されてなかったのでほんとに気づいてないだけだったりするのです。

 

だからこそ、そこで注意せず周りに合わせてヘラヘラ笑ってるだけじゃ何も変わらないのです。

確かにそっちの方が楽です。また空気も壊すので勇気もいるでしょうね。気付いていけば朱に交わった赤のようにセクハラを言ってる側になってたりします。だからセクハラは無くならないのです。

 

僕は女性からの評判を上げたいからってそう言ってるわけじゃありません。いや、上がりたいですけども。

実際、施工管理の女性がやめていくのを止められないですからね。男性が抱える悩みと全然違いますから。

 

もうちょい施工管理という職業に希望を持たせたいんですが、何よりそのセクハラ問題が根強くある限り、女性にはおすすめできる職業にはなりませんからね。まあ、男性にもおすすめはしてないんですが。

 

自分の周りだけでこれだけあるということはもっとたくさん世の中には蔓延っているんでしょうね。恐ろしいです。

みなさんも注意できる側の人間になりましょうね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姫路現場物語② 〜愛のままに〜

長岡京の1ヶ月の応援の末、ようやく姫路の現場に戻る事ができた。そして兵庫の実家に再び帰る事になった。

いやー荘厳ですね。

姫路城!イメージ以上!!

 

…………。

 

…始めましょうか。

 

第三章 竈門炭治郎みたいな後輩

姫路…と言えば、姫路城。これは日本人なら1億人はそう思うだろう。

そしてガラの悪いイメージ。僕は通っていた中学校の頃からそう刷り込まれていた。

事実、実際にガラは悪い。飲み屋も多く尼崎に近い野蛮さがある。しかしそれは姫路駅の北側、つまり姫路城がある方の話だ。

 

僕の現場は姫路駅より南側の地域だ。そんな姫路城の無い方面なんて遠方から来た人は間違いなく行かないだろう。(偏見)

そうなのだが駅を挟んだらまるで別世界のように落ち着きのある住宅街なのだ。

かと言って気品みたいなのはあまり無く、窮屈でもない。等身大の自分で居られるような心地が良い雰囲気がある。

新幹線もJRの新快速も停まるような駅なので利便性も良いし個人的には住みやすい街なのかなと。そんな場所に現場がある。

 

…僕は毎日6時に家を出て40分電車に乗り、15分歩いて現場に到着する。時計を見ると7時10分。近くもなく遠くもなく…といった感じだ。

 

僕はいつも2番目に到着する。1番は次席だ。6時30分には着いてるらしい。

今年で40歳の次席は見た目は30代前半に見えるほど若い。

性格は慎重で細かくおとなしい…といったところか。

後輩には優しく、分からない事に関しては手を止めて教えてくれる。良い上司だなと思う。

ただ判断が遅い時があるのがたまに傷である。鱗滝さんなら間違いなくぶっていただろう。

 

所長に関しては昔、一つ目の現場で同じだった人だったので特に緊張もしなかった。

所長もまたおとなしい人だが、現場について確かな眼があり、今後起こりそうな事を想定し的確に指摘をくれる。

決して硬い人間という訳でもなくて、たまに冗談を言ってくれたり労ってくれる。賢い人ってこういう人なんだなと感心させられる。

 

そして、後輩。これが1年生で現場入りたてほやほやだった。僕がいない2週間は年齢の近い人が居なくて気まずかった筈だ。

彼の第一声がお待ちしておりました!と言うあたり間違いないだろう。

姫路という西の辺境には1年生は来ないと思っていたが、彼もまた西側出身だったため抜擢されたのだ。こちらとしては手元としてありがたい話だ。

 

まずは杭工事から始まる。

あれ?進〇ゼミでやったような?そう、長岡京の杭担当が早速生きたのである。

職人さんも同じ人がいて正直かなりやりやすかった。とはいえ、なかなかに忙しい事には変わりない。

トランシット、レベルの据え付け、深さの確認、土質の確認、鉄筋の確認、コンクリ、出来形の確認、土砂汚泥の対応、書類のメンテ、資材置場の配置計画、まあキリが無い。

それでもまだルーティンに近いので相対的に見れば楽な工事なのだ。その間に今後忙しくなる掘削や基礎工事の準備をしないといけない。

 

しかし、僕はそこまでの余裕は無かった。当たり前だが、右も左も分からない後輩をまず育成する所から始めないといけない。

書類のチェックからとりあえず現場ではひたすら僕と一緒について行かせ、1から教えた。

 

ひとまず後輩について思ったのは、決して器用ではないがかなり熱心であった。率先してやろうとしてくれるのは助かっている。

あとは真面目…というかまっすぐな奴だった。目がキラキラしてる感じというか、少年ジャンプの主人公みたいな…ずっと誰かに似てるんやけどなぁと思いながら脳内を駆け巡っていた。

 

その一方でまっすぐな性格が仇となる時もあって、割と上司のアドバイスに、「まじっすか!?さすがっすね!」と言い放ったり、年上の職人さんにも容赦なく突っ込んだり…

この何だろう、本人はいたって真面目なんだけど無意識に煽ってるこの感じ…と帰りの電車で考えていたら、ピコンと当てはまる人物が浮かび上がったのだ…アイツ、竈門炭治郎や…!!

 

彼の竈門炭治郎さは他にもあって、試用期間で定時帰りをしていた時は早くご飯を食べて2時に起きて一級建築士の勉強を毎日していたらしい。

なのに、それを人知れず行いながら日中も元気でしゃべってる。エネルギッシュ且つ努力家な面は竈門炭治郎そのものである。

更に凄いのはあの一級建築士を塾も行かず独学でやりながら模試ではかなり良い成績を取っている事だ。やばい、俺。

 

また、彼はタバコを吸うのだが(竈門炭治郎は吸わない)仕事中は一切吸わず、昼休憩で職人さんと喋る時以外は吸わない。大抵の喫煙者とは違って完全に脳をコントロールできているのだ。

それは竈門炭治郎の如く日の呼吸を会得し、ヒノカミ神楽が…いや、もうやめとこう。

 

まあ何が言いたいかって、面白い後輩が入ってきて賑やかで楽しい…かったです。歯切れが悪いって?それは次章で分かります。

 

第四章 負のスパイラル 1丁目

どの会社も当たり前であるがどれだけ利益を出すかに力を注いでいる。

しかし、それ以上に大事な事を忘れては意味がない。働く人達だ。

人と人が協力して働いて初めて会社が成り立ち、収益として還元される。働く環境が良くなければ潰れて終わってしまう。

 

弊社も2020年から躍進していくぞ!と宣言した矢先のコロナ禍による新築物件の減少による利益減。これは給与にも多少響いてしんどい時期だった。

しかしながら、そこからは利益貢献のため営業が頑張った。年々新築物件を増やし続け、大幅な利益回復が実現した。

そこに大きな落とし穴がある事も知らずに…。

 

物件が増える…という事は1現場あたりに割ける人数が減るという訳だ。かと言って人員の増員は無い。

だがもちろん、トータル仕事量は変わらないので1人あたりの仕事量は増える。残業は増える。脳味噌のパフォーマンスが下がる。視野が狭くなりミスが多くなる。上司によってはパワハラが発生する。メンタルは病むが浅い睡眠じゃ回復出来ない。効率が悪くなる。仕事が全然終わらない。またミスを繰り返す…

この負のスパイラルはなかなか断ち切れない。

 

この繰り返しの最終が会社を辞めるという選択肢だ。つまり、こういうのもあれだが、ただでさえ足りない状況から更に人数が減るわけだ。

その対応として応援に行かせたり、新しい人を補充する訳だが、根本的な問題は全く解決していない。これではメンタルが図太いが来るまでガチャするようなもんだ。

 

しかし、もっと恐ろしい事にそこからまた新しい現場は増え続ける。

つまり今まで大丈夫だった現場も誰かが引っこ抜かれて新しい現場へ着任。穴埋めも特に無く、余裕が無くなり現場がぐちゃぐちゃ…なんてざらに起きてしまうのだ。

実際に後輩や同期が次々とトんでいったり辞めていったりした。事情を聞けばまあそりゃそうなるよなーと納得するものばかりだった。会社よりも大事なのは自分自身だからだ。命を涸らしてまでも頑張る必要は無い。と他人事みたいだと言われそうだが…

 

と言っていた僕もそしてとうとう犠牲になってしまったのだ。姫路にもう1つ新しい現場がスタートしたらしい。

 

選ばれたのは…所長でした。

そして代わりに新しい所長が来…ませんでした〜。!?

 

ややこしい話だが、今の次席が繰り上げで所長になったのだ。

じゃあ、次席は誰なのだ…と言われるとしばらく来ません。とだけ上から告げられた。え?

 

そう、次席が来ないという事は2番手は自ずと私になる。え?

とは言いつつ、僕が次席になる能力は無いので空白というなかなか珍しい展開になった。

 

元所長(33年次)、現所長(18年次)、僕(4年次)、後輩(1年次)で妥当だったのが18、4、1の体制になるとさすがにマズイ。

さらに拍車をかけるように後輩が会社の勉強合宿で2週間いなくなり、しばらく2人体制になってしまったのだ。

しかもこの時は事務員さんもおらず事務所からの電話や郵便関連の細々した対応や書類メンテまでも自分の仕事になっていたので思うように自分の仕事に割く時間を奪られてしまった。マズイ。

 

また、杭工事も終わり、山留め掘削という狭い敷地にとってはなかなか考えないと詰んでしまう工事に移行したのも大変な要因となった。マズ過ぎる。この後やっていけるのか俺…。不安で正直現場に行きたくない日が続いた。

 

第五章 なぜ飲みに行くのか?

それでも何とかなったのはやはり愚痴を言い合える仲間の存在だという事を知らされた。

会社の愚痴はなるべく会社関係の同期に収めるようにした。専門的な事も多いので聞く側もエネルギーを使うという事を学んだからだ。

それでも高校の同期や大学の同期など「同期」というのは特別だなという事を離れてからむしろ感じるようになった。

僕は特に寂しがりなのでたまに誘うが真っ先に思い浮かぶのは同期なのだ。お互い気を遣わなくていい…ってのが真理だと思う。

単純に先輩なら気を遣うし後輩なら気を遣わせる。

その気楽な関係こそ同じ環境で同じタイミングで出会えたという奇跡のもと成立するのだから存分に楽しみましょう。

 

また、現場でも現所長がたまにサシで誘ってくれた。おとなしい人ではあるが、飲みの場では色んな話をしてくれたり聞いてくれたりして3時間があっという間に過ぎる事もあった。

昔の現場の話や、お前のおかげで現場が成り立ってるんやと褒めてくれたり、中学生の息子の野球観戦したらプロ野球の面白さも知ったという話や、朝早く起きてしまったらもう寝られないんよなーという他愛のない話まで、結構してくださり割と何度かご飯に誘っていただいた。

 

そんな面倒見の良い人に支えられてる環境だったのでしんどい思いも少し中和された。

 

もちろん、後輩ともご飯に行き、その時は僕が主体でブログに書いてあるようなしょうもない話を領域展開している。

先輩に奢ってもらい、後輩に奢る。

辛ければ辛いほど飲みに行かないとやってられないので経済が回って酔いも回っていくのだ。それが世の常である。

 

まあ、こういうブログでの振り返りで飲みの話は結構しているように思うが、僕がそもそもなぜここまで飲みに執着しているか…っていうのをそう言えば考えた事があまり無かった。

 

1つたどり着いた答えとしては、

「他人に自分の考えを伝えた時の反応を見たいから」

が1番大きいように思える。

僕の脳内では起きてる時も寝てる時も常にずーーっとしょうもない事を考えている。

 

仕事の時は基本仕事の事で頭いっぱい(というかキャパオーバー)になるが、暇な時ならこの音楽のこの歌詞ええよなーとか、このひらめきはブログで使おう!とか、この人かっこええな、かわええなみたいな歩く先々で思ったり、いつ誰と飲みに行こうかな…とか時事ネタや炎上してる問題に自分なりの落とし所を凝らしてみたり…脳内が静寂になる事は無い。

 

色んな事を考えているうちに脳内はあっという間にぐちゃぐちゃになるので整理する必要がある。なのでブログなどを書いたりするのだが、あくまで一方的に発信するだけで答えを得られていない状態なのである。

それを1番ダイレクトに話す事ができる場所が飲みなのかなと思っている。

反応を見れば自分の考えている事が皆んなが同意するようなものなのか、変なのかというのが分かる。

そしてそのフィードバックをもとに、これ分かると思うんやけど〜とか、俺だけかも知れんけど〜と他の人への会話の糸口のきっかけにしていく事も出来る。

それと同時に「他人のエピソードなどから新しい知見を得られる」

のも大きく、自分の考え方が広がるのでより自分を多角的に見る事ができ、人生において豊かに過ごすためのプレゼントをいただけるという事だ。

そしてそれを再び脳内で整理して他者へと発信する。僕にとっての飲みは話がメインなので自ずとそういう方向に会話が弾んでゆくのだ。

 

今でもその時間は大切にしているし、時間の無い時こそ一度飲みに行って新しい空気を入れるかのように気持ちをリフレッシュさせているのだ。

 

…焼ぎ肉でぇす!🫷(^.^)🫸(ネットミームを添えて)

 

第六章 愛のままにわがままに

僕はB'zが好きだという事を散々言いふらしているが、そんなB'zも35周年という事で大々的にライブを開催していた。

6月〜9月にかけてほぼ毎週末の土日に全国津々浦々で行われた。

僕に関しては7月に1回、9月に3回、計4回参戦する事にした。

ほとんど同じライブやのに何でそんな参加するねん、って思った方…。

僕も昔はそう思ってました。

 

1番の理由は「誰を」誘うか。そこが半分を占めるといっても過言ではない。

基本的にはコアな曲が中心な時はファンと、メジャーな曲が中心な時は初ライブの人と行くのを鉄則としている。

まあつまり、布教ですよね。間違いなくライブは人を引き寄せる力はあると思ってるので…そこまでの1歩が遠いんですけど。

 

それで今年はメジャーな曲がメインという事で色んな初ライブの人を誘わせていただいた。という流れです。

そっからハマってくれれば、また来年以降にあるアルバムツアーだとかにも誘って欲しい!と言ってくれれば、僕の顔は悦びで弛緩するでしょう。

 

…今年のライブの魅力はなんせ古い曲が多かった!

LOVE PHANTOMから始まり、いきなりテンションぶち上げの状態にさせ、かっ飛ばすかのようにテンションの高い曲や有名曲を歌い上げる。かと思えばイチブトゼンブのバラードアレンジで一気に静寂に包まれた中での演奏は魅了された。バラードもいいんだよね。色気、中までたっぷり。

スタジアムというどデカいステージからマイク無しで奥まで声を届かせる演出もあり、まさに圧巻。

更には1曲の間に競技場なので1周400mはあるアリーナを走りながら歌うとかいう狂気は度肝を抜いた。だって音程も外れてないし息すら切れてないんだぜ?しかも59歳だぜ?おかしいだろ。

 

僕の中での1番は「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」をやってくれた事ですかね。

 

実は10年丸々ライブに参戦してるんですけどこれまで1度も演奏した事ない曲だったんですよねー。(実際15年やって無かったそうです。)

1番売れたシングルなのにですよ?演奏すれば間違いなく盛り上がるのにですよ?どうかしてます。

しかも演出がニクくて星がキラキラ光る映像で次何の曲が来るかなと溜めて溜めてのあの神イントロですよ。

そして映像では一気にモーゼの十戒の如く中央から光を分ち、その広がった光の中に過去のライブの映像が次々と映し出され振り返らせる展開ですよ。泣くに決まってるじゃないですか。そのために15年も温めてたのですね。だったら分かります。

 

特に最終日は愛まま推しの彼と行ったので、展開も分かっていたはずなのに2人で大泣きしてました。

特に最後の「繋いだ手なら離さない 降りしきる雨の中で 埃まみれの絆も 輝き始める」肩組み合いながら一緒に歌ったあの瞬間、今回で1番最高でしたね。

しかも終わってからultra soulですよ?やばいっすね。ウルトラソウッ!でそのまま魂ごとトびました。まだ飛び切った魂が降りてないような気がします。

いやぁ、良かったですよ。生きてて。

 

第七章 やるしかないよな

仕事に話は戻るが、やはり二席を全うしなければならないのが大変だった。つまり、新しい事にもバンバン挑戦しなければならなかった。

 

1つは付属棟ではあるが施工図の作成(CAD)だ。また、本体棟の鉄筋コンクリート造における基礎の鉄筋かぶりとその配筋の納まりを決めていくものだ。

 

納まりというのは実は設計図書には記載していない。寸法などに関しては協力業者(俗に言う下請)との連絡や上司と相談しながら決めていく。

施工図はその各協力業者に向けて噛み砕いた分かりやすい図面と捉えていい。

設計図書はあくまで完成形の寸法記載であり、詳細や、各パーツの寸法などは記載していない。

それを決める仕事が施工管理でもあるのだ。

 

作成していくと、設計図書通りではうまくいかない部分だったり、曖昧な表記で分かりづらかったり、そもそも書いてなかったりする。

そういった箇所は質疑書を設計者や監理者などに聞いて寸法を納めたり規制を緩めてもらったり…など聞いていかなければならない。

特に配筋などはまともに考えれば絶対に問題にぶつかる。というか、物理的に水平方向と垂直方向がぶつかる。それを避けるようにすればかぶりが大きくなったり小さくなったりする。

 

かぶりとは躯体から鉄筋との距離だ。小さいといわゆる露筋のリスクが上がる。大きいと内側に鉄筋が偏り、強度が下がる。そのかぶりも上手い塩梅に納めないといけない。なのでそのギリギリの範囲や、違うアプローチを質疑書で挙げていくのだ。

 

得られた回答からまた修正して最終的に仕上げていく。大変だけどやるしか無い。

明らかに所長が1番大変だからである。所長こそ初所長で所長仕事すら初めてでままならないのに次席の仕事もこなさないといけない。

 

本当はもっと所長の仕事を食わないといけないくらいだ。

しかし、現実は甘くない。昼間はほとんど現場対応で時間が吸われてしまう。

 

今回は鳶、鉄筋業者は正直融通が効いてめちゃくちゃやりやすい。主張はもちろんするが譲り合いの精神や、ちゃんと片付けなどする。言われたらちゃんとやる人達だ。

型枠業者は正直大変である。仕事が結構雑で注意しないといけない場面も多い。しかし、人としてそこまで悪くない人達だったり、融通は聞いてくれるので何とかやれている。

 

今回やばいのは掘削業者だ。7月下旬〜9月上旬、まじでしんどかった。

まず全体朝礼で1業者ずつ職長が今日の作業内容などを発表していくのだが、それが全然言えない。というか、出来ない。(職長が)

また道具も全然持って来ない。仕方なく貸したら無くしたり、使い方が雑で汚したり、まず片付け出来ない。現場はゴミ箱か?みたいに物が散乱している。指示しても言う事聞かない。ゴミ。

(片付けって指標としてめっっっちゃ大事なんよ。片付け出来ない人らがちゃんとした仕事が出来る訳ないんよ。これは絶対にそう。)

まともに打ち合わせできない。仕事が遅い。というか、チームでの連携も出来ないのでみんなバラバラの効率悪いやり方をしている。自分の事しか考えてない。

自分の考えが無いのに頑固。文句ばかり言う。人を増やしても同レベルの人間が来るだけやから一緒。ちょっとでも楽しようとする。ただでさえ仕事が終わってないのに指示してない事をやろうとする。図面を読めない。計算出来ない。理解しようともしない。ミスしても人のせいにする。教えてるのに出来ない。なのにこっちがミスをするとめちゃくちゃイジってくる。うるせえ。論外。ほんま動物を育てるってこういう事なんだなと思った。

 

その1ヶ月半はまじで時間長く感じたし、常にふつふつ軽い憤りが積もっていた。ほんとはもっと愚痴を言いたかったけど止めた。それを何とかするのも施工管理の仕事だ。文句ばかり言うてたらあいつらと同レベルだ。

ならこっちはとことん付き合ってやろうじゃないか。

 

こちらは2人〜3人で仕事しているのでずっとは見てられないし、本来はある程度は任せないといけない。

しかし、ちょっとでも目を盗んだらレベル(高さ)を間違えてたり、やってる事が違ったりするのでやらないといけない書類を後回しにしてまで見ていたら、

今度は後続の鳶、鉄筋、型枠大工に仕事遅いねん!図面まだかよ!とケツを叩かれる始末なのである。詰みなのだ。

でも1番大事なのは目の前の現場なのだ。

そこが終わってしまったら取り返しが付かない。そして彼らは成長しない。成長する人間なら今のザマになってないよな。そうよな。

 

結局仕事が遅いせいで工程が遅れて土曜出勤になったりと散々だった。

しかし、終わった瞬間のあの肩の荷が下りた瞬間のカタルシスはなかなか快感で、あーこれが達成感ってやつかとまやかしに引っかかったかのような面持ちだった。実際はマイナスでしかない疲れ損だ。無意味にため息ばかりついていった。

 

人間なんて大した事ないんだよ。

全員がリテラシー高く崇高に生きられる世の中なんて一生出来ない。自分にとって都合の良い事しか受け入れない人間がいる限り平和なんて訪れない。人間のレベルなんてたかが知れている。自分もまたそのうちの1人だななんて。

この人達をどうにかしようだなんて考えてた俺が烏滸がましかったよ。無理に決まってるじゃん。脳味噌のレベルはもう動かないんだから。優しく優しく合わせてあげますから。優しさとは諦め、そして見限りなのですよ。

タメ口でいいで笑じゃねーんだよ。お前らと距離を取りたいから敬語で喋ってるんですよ。あーこういうのがダメなんかな。

疲れが真夏だからというのもあって死ぬほど蓄積した。

 

そんな大変さが続くとやはり、次席がいればなとずっと頭で考えてしまうのである。そういったしょうもない対応が全部僕に回ってくる。

しかも後輩は1級建築士をなんと一次試験突破したので、本格的な2次試験、製図の勉強をするために8月から10月まで半分以上いないという事態で、ほぼ所長と僕2人の現場体制になっていたのだ。いやー頑張ったよ。

 

そしてようやく10月になり次席が来る事になった。そこからの仕事の話は次編で話すこととなる。

 

第八章 愛の行方

別れてからというものの、最初こそやっていたマッチングアプリも段々とめんどくさくなって姫路着任になってから遂には解約してしまった。気付けば1年以上デートすらしていない状態である。

 

代わりに増えたのがスナックやキャバクラや風俗などである。個人的に非常に良いが非常に良くない事だと思っている。

 

良いこととすれば自分のタイミングで会えるという事だ。そしてお金さえ払えば相応の愛を確かめられる事ができる。愛を奉仕するものだと考えれば、

お金という奉仕をすればその時間だけ話を聞いてくれたり心を気持ち良くさせてくれる。愛の等価交換が成り立っている訳なのである。これを愛って人は呼ぶんだぜ!?

 

良くない事とすればそんな都合の良い愛ばかりハマっていればますます付き合うといった状態からかけ離れてしまうという事だ。

付き合うというのは折り合いをつける事。いわば色々大変な事も請け負う必要がある。今みたいに面倒な事から逃げてる生き方はできなくなるし、そんなめんどくさがりはモテない。

よほど根本的な魅力を包括してない限り…イケメンだったり喋り上手だったり能力が高かったりすればクズな人間でもモテるが、そうじゃなければマメさは重要であると思っている。

 

そして、今の僕が付き合いたいかと言うと、正直言って全くない。強がりじゃない。時間を割こうと思わない。

まずは「飲み」の時でも話したように、快楽のスイッチが話を聞いたり自分で話したりする所にある。だから半年に一回とかでも満足してしまう人間なのだ。それぐらいの関係が今は丁度いい。

 

そして、自分の中で大きく変わった事は「自分を大切にできるようになった」ということだ。

言い換えるとするならば自己肯定感が上がったと言えば良いのだろうか。

 

かつての僕は自己肯定感がとても低かった。そんな人間はまず自分の評価が大変低く自分を大切にできない。俺如きが幸せになってもいいの?ってなってしまう。傷付く事に慣れてしまう。

受け取っているはずの愛情ですら何でこんな俺に構ってくれるの?と疑念を抱いてしまう。

 

それが大学生活や女性と付き合っていく中で増えたかと言えば…多少はマシになったが「下の下」が「下の上」になっただけで結局低いままだったように思う。

そして社会人1年目、2年目前半で打ちのめされまくって逆にまた「下の下」まで落ち切ってしまった。自分なんかが生きてても意味ないよね…までなってしまった。

 

しかし、3年目、4年目となっていってから徐々に仕事で自信が付いてきた。ありのままの自分でいいんだと受け入れられるようになった。

自信というのが1番自己肯定感を上げるのに重要なファクターだ。自分を信じられるという事だから。

パートナーは居なくても信頼できる仲間や友達が増えた。

それに応じて自分を労われるようになった。自分のために生きて良いんだ、って思えるようになった。自分に愛情をかけられるようになった。

 

その結果、この人生が1人暮らしでも完結するんじゃないかと思えてきた。もちろん結婚を拒んでいる訳でもない。どっちでもいいのだ。1人だろうと1人じゃ無かろうと大した問題じゃない。

ストレスリカバリーや幸福を得られるサイクルがしっかり構築されているからだ。

 

しかし、それもまた簡単に揺らぐ事だってある。世の中に永遠の安定など無いから、人は安定を求めるのだ。

いつかのパンデミックのような事がいつ起こるかなんて分からない。

 

でもまずは自分を愛さない事には他人に愛情をあげる事もできないと思う。自分の器から溢れたものをあげられる余裕を持つことが大事だ。

そこからでも全然遅くない。今は、今の自分を育てながら頑張っていく。

 

僕はそんな愛情理論を愛のままにわがままに突き進んでいこうと思う。

 

〜次編へ続く〜

 

 

B'zの LIVEで演奏された歌詞を見ていこう

 

どうも、今年ライブに4回行ったくみこです。

今年はB'z LIVE-GYM Pleasure2023 STARSというB'z結成35周年の記念すべきライブがありました。それはもう最高でした。まじ泣きしました。

 

本当はB'zの魅力を伝えるようなLIVEの感想回にしようと思ったんですが、見る人が少ないかなという事でやめました。

だったら僕が魅力の1つだと思ってる歌詞にスポットライトを当てて語っていこうかなと思います。

どうせB'zの事を書くなら大衆ウケなんて捨ててしまおう、ってな訳です。

 

歌詞の魅力を一言で表すなら?「人生の教訓」じゃないですかね。この後見ていったら分かるかと思います。その隠されたメッセージを解き明かしてみましょう。

 

1.LOVE PHANTOM

2人で1つになれちゃう事を気持ちいいと思ううちに少しのズレも許せないセコい人間になってたよ

男女間の恋愛ですね。気持ちいいと思ってるのは自分だけで理想像を無意識に相手に押し付けてしまってるんですよね。強すぎる愛情が故に歪んでしまったのでしょう。これじゃただの依存です。

相手の感情にもしっかり向き合ってあげましょうね。

 

2.love me, I love you

I love you おごらせてるだけじゃ、そのうち誰もいなくなるよ

相手の事ばかり好き❤️ってなって自分を疎かにしてたらダメよ、きちんとまずは自分の事を好きになって!という曲です。

自己肯定感が昔から僕は少なかったので実はこの曲好きじゃ無かったんですが、生きてきて自分をまず受け入れないとこの世界で生きるのはしんどいよなと思い始めてから、言い聞かせるようにこの曲を聴いてます。

 

消去法でいける事もあるらしい、そのうちまあなんとかなる ヘイ そうだろう?

この部分好きですね。今生きてる時点でまあなんとかなってるんです。

やりたくない事ばっかかもしれないですが、そこまで追い詰めて考えなくてもきっと何とかなるよと励ましてくれています。

 

3.FIREBALL

誰にも寄りかからないでやっていく事は信用するなとか友情捨てろって事じゃなくて、クジが外れてもネチネチ愚痴らず前に進めるかどうかだろう

依存しない生き方とは人との関わりを断つ事ではなくて、自分の機嫌を自分で管理出来る人だろうって事です。

余裕が無い時は案外難しいんですよね、これが。

4.RUN

約束なんかはしちゃえないよ、希望だけ立ち上ぼるだからそれに向かって

B'zは「約束」というのをあまり重要視していません。なぜならこの世に絶対というものが無いかです。果たされない可能性だってある訳です。

 

また、B'z自身がじゃーバンドを組もう!という言葉の約束も無いまま、いわば仮契約のまま35年続いているという背景もあります。

それは2人とも同じ方向を目指しているのを会話が無くとも分かっていたからでしょう。

 

でもそこに希望(光)がある限り約束を実現するために頑張り続けることは出来るでしょというのがメッセージでしょう。

ずっとB'zとして曲を作ってLIVEをやろう!といった約束は人生何が起こるか分からないから保証は出来ないけど、できる環境が1%でも見えてるならやり続けようよ!ということです。

 

人間なんて誰だってどれも普通で出逢いはどれだって特別だろう

これ大好きです。天才2人が人間なんてみんな普通なんだよと言ってる訳ですから、でもそうなんです。

色んな人が色んな仕事に従事して貢献しているからこそ僕たちは生きていける。B'zだって支えがあって、そして松本さんと稲葉さんが出会って交わって音楽に化学反応を起こして人々に感動を与えている。

人生に彩りを与えてくれるのは人と人との出逢いなんですよね。仲良くなれる人なんてしかもよっぽど限られてくるんですよ。それなら噛み締めるように大事にしないとなと思えてくるんです。

 

5.星降る夜に騒ごう

傷付くために恋するんじゃない 別れるために出会う訳でもない

終わりというか分かりもしない結末ばかりに目を向いてたら今を楽しめない、時間は有限なんだから恋する事、出会えた事に感謝をして生きていこうよと訴えています。

 

6.イチブトゼンブ

君にしか分からないこと 僕だけが見えていること 

どれも本当のこと

人の全てを知る事なんて到底無理なんですよ。じゃあ一部しか見えてない君は偽りなのかと言われればそうじゃないんじゃないの?というのがイチブトゼンブです。

君の一部分しか知らないけど僕は君のそこが好きだから愛してる。それでいいんじゃないかって事です。

君が好きだからといって、わざわざ君の全てを愛する必要性も無いのです。触れられたくない部分や合わない部分も違う人間なんである筈です。

お互いがこの考えでいられるなら恋愛も夫婦としてもうまくいくと思いますよ。

 

7.NATIVE DANCE

喜ぶ顔だけを見たがってたアオい自分(ヤツ)

恋愛の最初って感じしますよね。とりあえず好きになってもらいたいからその人にとって嬉しくなる事をしようってムーブメント。何というか求愛行動みたいなもんですかね。

この主人公にも良い未来があるといいですね。

 

8.今夜月の見える丘に

傷付いてやっと分かる それでいい遅くはない

この歌詞は凄い好きですね。

自分を変えていくのに遅すぎるなんて事は無いんです。

人間なんて傷付くくらいの問題が起こらないと駄目だって事に気付かないんですよ。そこから反省して前向いて変えていけばいいんですよと人生の教訓を歌詞から学びましたね。

 

9.GUITAR KIDS RHAPSODY

譲れないものを一つ持つ事が本当の自由だ 束縛されないことが自由じゃない

稲葉さんは「自由」とは?という問いに対し答えが一貫しています。

束縛されないこと、つまり何してもいい状態は自由ではないという事。

本当の自由とはやるべき事を定めてそれに向かって頑張っていく事だとおっしゃってますね。

自分の意思、選択肢は元来誰にも縛られない自由な状態であり、それを「譲れないもの」と表現しています。

 

10.Calling

どれだけ離れ顔が見えなくても互いに忘れないのは必要とし必要とされている事 それが全て他には何も無い

ここはほんま尊い。この曲は特にB'zの2人の関係性だと考察する人が多いです。

必要とし必要とされる事。ものすごく単純に見えるのに奇跡に近い密度のある関係。僕にも出来るのかな。出来てるのかな…。

信用するよりも「信用されている」事を信じる方が遥かに難しいですからね。

 

今までもこれからも約束などする事はないだろう

誰にも真似出来ない同じ夢を見よう

4番目のRUNでも話したように、B'zは一緒にバンドやろうって約束をした事が無いらしいです。

それはお互いが同じ方向の夢、B'zとして曲を作ってLIVEをやっていこう!という志が分かり合えてたからでしょう。

この歌詞からその約束、夢がずっと変わってない事が分かりますよね。尊すぎます。

 

11.BIG

休みになりゃ暇だし 仕事は暇なし

こうはなりたくない。せめて休みの日くらいは予定をちゃんとあるような未来でいたい

 

作るんじゃなかったな、スペアキーなんてもの ロマンチックな響きはガラガラガラと壊れた

昔の男を忘れられないとどうして俺の部屋にお前は男を連れ込むか

さすがにフィクションだとは思いますが笑

こんな事されたら思わず愚痴っちゃいますよね

でももっとビッグな男になりたいならこんな事でくよくよしたらいけないよね、というのがこの曲のコンセプトです。

 

12.JAP THE RIPPER

出しゃいいタマが疼くなら

B'zもこんな下ネタみたいな歌詞もあります。ただカッコよさで気付いてないだけです。

13.YES YES YES

他人(ひと)の幸せ喜べる人間(ひと)になりなさい

これもものすごく単純だけど難しいことですよね。どうしても妬みだとか自分の不幸に目がいったり諸手を上げて喜べるかって言われたらねー。

情けは人の為ならずとは言いますけど、こういった人に幸せを与える側でいたらいつか幸せが返ってくるんじゃないですかね。

 

14.愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない

ツライつらいつらいとわめいてるばかりじゃ心にシワが増えるだけ

愚痴ってても自分がしんどくなるだけです。なんでツライのか考えて昇華させた方が根本的な解決に近づくかもしれません。

 

15.ultra soul

悲しみを知り独りで泣きましょう

歓びを知りパーっとばらまけ

ウルトラソウルのサビですが、これは見事な対比だと思いませんか。

悲しみは内側で噛み砕き、そして歓びは外側へ発散させる。

パーっとばらまけというのがミソですね。勝って兜の緒を締めよと言いますが、おごらずまた挑戦し続けろという事でしょう。

 

16.兵、走る

花吹雪乱れ散る中、浮かれる者などいない

まさしくさっきの解釈と同じですね。しかもこの曲はリポビタンDのCMでラグビー日本代表をモチーフとして曲も作られています。

この時のラグビー日本代表は快進撃を続けており日本中が熱気に包まれていました。まさに僕達はそのムーブに浮かれていたと思います。

しかし、当の日本代表選手はインタビューで、喜ぶのは早い。次も勝利するために進むだけですという精悍な顔で話されていた時は上記の歌詞を思い出し、まさにその通りの状況過ぎて鳥肌が立ちました。

 

ここで凄いのが稲葉さんは「日本代表が勝つ事」を想定してこの歌詞書いてるんですよね。痺れますよ。

 

17.STARS

みな守るものがある以上あちらが笑えばこちらが泣くし太古からのくりかえし

ちょっとしたケンカでも戦争とかでもそうなのですが、平等に分配するっていうのは難しいんです。

物に限りがあったり、力のある人が独占したり…理由は様々ですが、人は不平等を感じる時に怒りを感じます。幸せもまたそうでしょう。

 

その問題は永遠に無くならないでしょう。

じゃあどうすればいいか。人の幸せを喜べるようにする、とか、自分を好きになるとかも怒りを減らす1つでしょう。

この曲ではみんな必死になりながら輝いて生きていて自分を認め、また相手を認めながら1つの大きな舞台で同じ大地で生きる共同体である事を強調していました。

演出でスマホライトを付けて腕を振っておりました。本当に星みたいに綺麗でしたね。

 

18.Pleasure'2023〜人生の快楽〜

この曲に関しては何とLIVEで歌われる度に歌詞が変わっていくという珍しい構成となっています。その流れを見ながら2023年バージョンも見てほしいと思います。

【1991】

あいつもとうとう親父になった土曜日の夜 電話越しにおめでとう言いながら 時間の流れに何故か口唇噛んだ

エス、自分は間違ってない この先の浮き沈みも歌えば楽し

あいつは結婚してありきたりな幸せを掴んだのに対し、嬉しさと同時に自分は何をしているんだと少し悔しさや苛立ちを感じています。

それでもこうして音楽を続ける自分は間違ってないと言い聞かせます。

【1995】

あいつもとうとう親父になって5年が過ぎて 電話越しに「調子はどう?」って聞きながら 時間の流れに何故か溜息ついた

5年って意外とあっという間に過ぎる事を感じてしまう今日この頃。あの時から変わっていない自分に苛立ちが募ったのでしょう。

【1998】

あいつもとうとうひとりになった月曜日の夜 よってたかってしょうがねえヤツだなんてからかいながら誰もが我が身ふりかえる

あいつが独り身になります。ここで多分同級生かは分かりませんが皆んなと直接会ってますね。

【2000】

あいつもとうとう全部放り出して旅に出てって 電話越しに 「俺は自由をやっと手に入れたんだ」とことさら強くわめいてる

あいつは旅に出ます。この時の「自由」は何か自暴自棄で稲葉さんが語る「本当の自由」とは違った、ただ縛られないだけの自由の事を指しているんじゃないでしょうか。

ことさら強くわめいてるという何か余裕の無さもそれを象徴してるように思います。

【2003】

いつしか内緒で長い旅から戻ってきてたあいつも遠くに逃げるだけじゃ何も簡単に変わらないんだと気付いてる

あいつも今のままじゃ駄目だと気付きます。答えは自分の中にあるのです。どこへ旅に出ようが見つかりません。

【2008】

自分以外のことになんて興味をもてなかった あいつも生まれてはじめて守りたいものが見つかったんだと僕を見た

ここで電話じゃなくてあいつと再会していますね。愛するものを見つけたあいつに自分も安心したんだと思います。

【2013】

音沙汰もないまま2つ3つ夏が過ぎていって あいつもどこかで元気にやっているはずだろ そのうちまた会えるといいね

エス、自分はこれしかない この先の浮き沈みも歌えば楽し

ついにあいつとも電話を取らなくなってますね。寂しい…。

地味に「自分はこれしかない」に変更されています。主人公にも気のせいか余裕の無さが見えてる気がします。

【2018】

忘れた頃にかけてきた電話で悟ったようにあいつは誰かのために生きる喜びを今さらながら知ったと言った

エス、自分はどうなんだろう?この先の浮き沈みも歌えば楽し

あいつから電話が…!愛する者を見つけ、そのために生きる喜びを知ったあいつは確かに成長したんでしょう。

しかし、今度は主人公に戸惑いが見られます。あいつを見て自分はどうなんだろう?このままでいいのかと迷い始めます。

この後どうなるんだろう…楽しみではありますが少し不安も出てきますよね。

 

【2023】NEW

何年ぶりだろあいつとまた会えたそして懐かしい笑顔を見せた

何が起きても自分次第で人はいつからだって新しくなれる

エス自分は間違ってない この先の浮き沈みも歌えば楽し

おおーー会えた!!それだけで嬉しい。

変わってない笑顔の中に、でも確かに経験をし成長したあいつを見て、主人公は確信するんですね。「自分は間違ってない」と。

僕ね、15年ぶりに「自分は間違ってない」になったの感動しましたよ。この喜びってかなりコアだと思いますが分かってくれる人もいると思います。多分。

 

止まれないこの世界で胸を張って生きるしかない

 

この歌詞で曲は終わるんですよ。何があっても時間は戻ってくれないので今を精一杯生きるしかないんだなって。

 

【感想】

本当に人生の教訓みたいに刺さる歌詞が多いんです。しかも場面場面にその刺さり方は違って、学生の時と社会人になってからでは同じ歌詞でも考え方が違ったり。

特に学生からの友達は誘わない限りは会う手段が無かったり気持ちを共有する時間がどうしても減るんですよ。

 

それを繋ぎ止める1つの役割がこのB'zのLIVEだったりするんです。そして、LIVE中のMCの言葉だったり歌詞だったりするんです。

 

もう僕の人生には切っても切り離せない存在になってしまいましたね。

またライブに行かせてくれませんか。

「必然」を愛する運命論者の話

どうも、くみこです。

 

僕は産まれてから死ぬまでの過程全てが必然で出来ているという思想の過激派です。

(ちなみに宗教話とかではないです。安心して下さい。)

 

散りばめられた選択肢というのを自分の意思で決めているに見えるが、実際はあらかじめ決められたレールの上を走らされてるといった感じでしょうか。要は一本道なのです。

 

そう言うとあらかじめ決められているのであれば結果は同じやし頑張らなくて良くね?ってなりますけどそれは大きな間違いで、頑張らなければその頑張らない道に乗ってるだけの結末になる訳ですね。

寄り道してくねくねしようが、引き返して別方向に行こうが、途中で死のうが、歩いてきた軌跡は1本に収まるのです。

そういう意味では選択権自体は別に持ってますし自由なのです。

 

ただ自由という事は怠けてもいいとか何をしてもいいという意味じゃなくて、自分で決めた目標だとか役割だとかをきっちり全うする事だと思います。そこを履き違えると必然の質が落ちるだけです。

その目標や役割を自分で分かっていれば今自分に必要なスキル、人などが定まってくるので意図せずとも自分にとって必要な環境を作っている訳です。

それは過程的には偶然と呼ぶのかもしれませんが握った結果は自分で掴み取った必然なのです。

 

僕はそんな必然を愛する人ですが、運命論者でもあります。これは相反するものではないか?と思いますが、

 

どういう結末のシナリオを作ってるのか、もちろんですが未来の事は俗に言う創り手の神しか知らないわけで自分も知る事はありません。

 

それを知る術は今を生きていかなければならないのです。その神が創ったシナリオには言ってた通り、必然しか無いと僕は思っています。

必然というのは自分にとって必要な事を教えてくれる「何か」といったところでしょうか。

 

でもその「何か」の答えを見つけるのはあくまで自分なんですよね。

決められたレールの上で唯一自分でコントロールできるのは、「自分の思想」なんです。

 

せっかくの人生をぼーっと生きてたらあっという間に過ぎるし、降ってきた必然も掴まなければ必然を落としてしまいます。

 

人生に大きくは意味なんて無いと思いますが、降りかかった必然や握られた必然には僕は絶対に意味があると思ってます。

答えを出す…というよりかは考える事そのものに意義があって、それをどう活かすかとかどう享受するか舵を切る事でまた新しい「必然」と出会える可能性がある訳です。

 

さっきも話しましたがそれを人は「偶然」とか「奇跡」と呼ぶかもしれませんが、その前段階で既に様々な背景の積み重ねがあるんですよ。だから導かれるのです。

 

運命と書いて「さだめ」と読むのはそういう事ですよ。

 

じゃ、こんなシナリオなんて背いてやると自ら死ぬという選択もしてもいいでしょう。しかし、それすらも神のシナリオの手のひらの上で、そこで神が自殺するシナリオを書いてたら死ぬし、そういうシナリオじゃ無かったら死なないし、それだけです。

 

事故で死ぬのか病気で死ぬのか、それすらも操ってる訳ですから、特に死について怯える必要は無いのです。

 

わざわざ自殺しなくても勝手に死なせてくれるし、長生きしたくても勝手に死んじゃいます。人間として生まれた以上終わりのあるシナリオしかありません。

なら、今与えられた必然を考えて生きましょう。

 

僕の場合、日本の関西で、人間のオスとして産まれ、クセの少しある一般家庭で、食物アレルギー持ちで、中高一貫の私立に行き、絵を描き始め、陸上部になり、B'zにハマり、友達もでき、建築学部の大学に入り、続けてきた陸上どB'z活動で新しい友達や彼女もできたりなんかして、建設業の会社に入り、また様々な試練もありながら会社での仲間やかつての友達に支えられながら、こうして生きている。そしてめちゃくちゃ楽しい。

 

そのどれもが僕は必然だと思ってるし、楽しい未来を思い描いて頑張ってきたからだと思う。

 

まあ正直しんどい事も結構あってそれに耐えられない時期もありました。でも同じ事象でも考え方を変えていけば、これもまた神が与えた試練か…。どういう意味があるんだろ、と違った考えをすればちょっとは心にスペースを持って生きてけると…うん、思います。

 

それではまた神が与えた次のシナリオを楽しみにしていきましょうか。

 

マルチ覚悟で飲みに行った件

 

「お久しぶりです。今晩ひまやったりせん?」

 

そうLINEで誘ってきたのは8年も話した事もない友達でもない高校同期の男だった。

しかもそいつは高3の頃ガチ喧嘩して絶縁してた奴でそこからろくに会話すらした覚えがない。(詳しくは自分の半生 高校編③にて)

 

そんな奴からの突然のLINE、あまりに怪しすぎるのである。

怪しいというのはマルチ商法のような勧誘のターゲットになるには僕という存在が丁度良いのである。

 

まず、そいつ自身の現在の素性を知らないという事、高3当時は平気で嘘をつくような人間で友達も少なかった過去の事実。

また、誘うタイミングがあまりに突然でそれまでの会話も一切なかった。しかも、仲良くはないがLINEの連絡先は持ってて高校同期という多少つながりのある関係性。完全にマルチ役満なのである。

 

そんな見え透いた罠に僕はわざわざ乗ったのか。

 

1つはそいつと喧嘩した事に対して一度は謝りたかったからだ。

あと、そいつが今どんな感じで生きてるのかを話したいというのもあったし、仮にマルチだったとしてもシンプルに興味があったからだ。

まあ、マルチでもネタにすればいいだけの話だ。元々暇な盆休みだ、家で過ごすよりかは間違いなく有意義になるだろう。

 

そう決心したらもう身体は動いていた。

 

あ、そういえば聞いてなかった。サシなのか他に誘ってるのかどうか…

 

さりげなくLINEで聞いてみると、〇〇は来るらしいよと僕の大変知ってる女性の名前が映っていた。

 

…盛大に告ってそれとなくフラれた女性やん!???(詳しくは自分の半生 高校編②にて)

 

うん、待てよ?めっちゃ自分の歴史に踏み込んだ人間しかいなくね?あーこれどっちに転んでも良いね笑 電車に揺られながら気持ちの悪い顔で笑っていたかもしれない。

 

先に僕が着いて彼を探す…あれ、

あいつってどんな顔だっけ?身長高かったっけ?あれ?覚えてないわ。男やったら全員そいつな気がして色んな人を舐め回すように歩き回った。

 

そして逆に僕を探し当てられたかのように彼が声を掛けて、気付けば、あーコイツやわとパズルのピースが合致したかのようにしっくりきたやつが来た。

大きなキャリーを引きずっており、本来中越あたりの大学に戻るために帰ろうとした所、台風の影響で新幹線が無く引き返す羽目になったらしく、時間ができたため誘ったとの事だった。

 

辻褄は合うな…と一人で納得したがまだ猜疑心はあったままだった。とりあえず近くの空いてる店で先に2人で飲んでいた。

 

彼はそんなに積極的な人間ではないのに急に同窓会を開こう!とグループLINEで会話したのもそういえば彼だった。

 

何が彼をそう動かせたのか?探り探りで色んな会話をしていった。

どうやらバスケ部であった彼は、バスケ部ではちょくちょく会ってたりしているらしくそこで同窓会の話になったらしい。

僕はそう言えば同じクラスに陸上部はいなかったので陸上部で集まってもクラス会をする発想には至らなかった。

 

また、相手は医学部の大学生なので大学の話、今アイドルをプロデュースしてライブやってるという話や浪人の頃の3浪目の地獄、なんでやる気になったのかといった話はどれも興味深くそそられた。

僕は仕事の話や恋愛の話、そしてこれから合流するフラれた女性の話もまた自分で言ってもあれだがなかなか面白い話なので相手も食い付いていた。

ただマルチの可能性もあったので会社名や具体的な話は伏せて過去の話を中心に展開させていった。

 

そしてあん時は余裕無かったよなーって話から、高3の喧嘩の件に切り込んでいった。

彼はそういやあったなーと言われるまでは忘れてたらしい。まあ、多分俺がガキやったと彼から謝ってくれた。

僕もあん時はガキやったわーと笑い最後は握手をした。8年のわだかまりが解消した瞬間だった。

 

そしてもう一つ気になっていた、そういやマルチなん?問題にも切り込んだ。

 

そうしたら、彼は笑って確かに考えた事なかったわ、逆の立場やったらほんまにマルチそのものやん、よう来てくれたな〜と残念ながらシロだった。

 

まあ、クロやったら吊るし上げたんやけどなーって笑っていたところでガラガラガラとフラれた女性も合理した。

結局計4人来てかなり少数のクラス同窓会になった。

どうでもいいが実はクラス同窓会を一回もした事がない。理由は至極簡単で絆とかの類が皆無だからだ。個がみんな個として動いてるためその発想が誰にも無かった。

 

4人で昔の話、今の話、恋愛の話で大いに盛り上がった。そしてその女性と話すには欠かせない共通の友人である女性(大学の陸上部)の話もした。(詳しくは人生の半生 大学編②-2にて)

ある意味、その陸上部の女性のお陰で良くも悪くもこれまでに僕の話題が上がり、悪うない奴と認識してくれて今日の飲み会が成立したのかもしれない。ありがとうございます。

 

…そして2次会も開き、またやろうね!と再会を誓い4時間ほど続いた飲み会もあっという間に終わってしまった。

多分こいつのせい(後述)

 

思ったのは昔は女性を前にするとガチガチになって話すのに緊張していたが、今は嘘のように気兼ねなく話せてる事だ。

手なんか触れただけでも昔はおおおおおお!!!??と挙動がバグっていたのに今は触れても表情には出ないようにはなってる。(でも触れ合うっていいんよね。)

それがかつて好きだった相手でもだ。紛れもない8年前からの成長である。

 

色んなことがただ一点「時の流れ」によって浄化されて壁みたいな物が取っ払われた状態で話が出来たのは何より楽しかった。

 

僕は気持ちの悪い顔で満足げに電車に揺られていると気が付けば10駅くらい乗り過ごしていた。

そして、0時を回っており引き返す便は無かった。詰んだぁぁぁぁーーー

 

そんなハズは…と踏み出した足取りもかなりクラクラしていた。お酒飲み過ぎてたんだ…今更ながら気が付いた。

 

気を紛らわすために思ったより飲んでたのかもしれない。本当は緊張してたのかもね。まだ青い部分があったんやな。

 

 

あんまり思い出したくない高校生活だったけどそんな苦くて青い未熟な果実が最高の酒のつまみとして共有したあの瞬間、俺はこの高校で良かったと思えたよ。泣けてくるね。

 

あーとりあえず次の日も休みで良かったーー

 

 

 

 

🔞なぜ鳴いているのか

 

盆休み、セミが性の為に鳴く季節。ヒトとて例外ではない。

まあ彼らは1年中、性のため…いや様々なしがらみの中鳴いていたり泣いていたりする。

 

僕もまた発作のように訪れた性欲に従い、風俗の電話をしていた。

どっちかと言うと等身大の自分で話したかったので年下の多い店にし、サイトで確認した写真の人を指名しようとしたが時間の都合もあり、パネル(写真)情報の無い女性を指名する事になった。

 

電話越しのスタッフがかなり推していたので期待値はそれなりに高かったものの、自分のタイプとは違う可能性もあるのでフラットな昂りのまま抑えた。

 

家を出て指名の時間までしばらくあったのでお金を引き出した後はあてもなくふらふら歩いていた。

ちなみに100分のコースでホテル代込みで27000円程だ。女性の質は高いのでそう考えれば安い方だとは思う。

 

そうして時間通りにつき約15分ほど待つと指名した女の子がいた。

マスクをしていたが第一印象は「小さくて可愛い!」だった。

 

19歳だと言うその子(以下Nちゃん)はほんとに19歳?女子高生でも全然おかしくない見た目で黒髪清楚系、目はくりくりとしキラキラしていた。

 

お願いしますと軽い会釈をした後すぐに小さい手を繋いだ。いいね。

おしとやかなグイグイ系で簡単に言えばあざとさを持ち合わせていた。

 

お兄さん鼻が高くてカッコいいね、とか、このくらいの173〜175の身長の方が1番好きなんですとか平気で言えちゃうくらい。お世辞か本音かは置いといてそのフレーズを気兼ねなく発する事ができるのは凄いと思う。男心のくすぐり方を知っているな…。

 

ホテルの部屋に着くとめちゃくちゃ寒かった。なにせエアコンが22.0℃だった。さっっむ、おかしくね?

僕は文句をぶつぶつ言いながらエアコンを切り電車の強冷車が嫌いな話をした。TwitterもといXではよくつぶやく話題だ。

 

夏暑いよねーという話になっていって仕事(施工管理)の話をすると少し食いついたのが分かった。

 

現場の話をすると基礎工事なんだ〜とか足場は無いんだーとか少し単語を知っていて、なるほど…過去来たお客さんとかで知識を吸収して活かしてるんや…偉いな〜と思っていた。

 

まあでもあまりにキャッチボールが綺麗に続くのでしばらく建物の話や台風待機のぼやきや女性監督の労働環境など結構ディープな話をしていた。

年上の事務員さんの話を始め出そうとした時にNちゃんから実は私本業は建設業の事務員なんだよね…と割と衝撃的な告白をされた。ほー、そうきたか。そりゃ、話通じるわな。

 

そう、本業に顔さすと問題だから写真を伏せていたのだ。平日は事務仕事で土日しか参加出来ないので頻度が少ないらしい。今までの20歳前後の人は大抵大学生だったので少し驚いた。

 

事をする前にエチケットとしてうがいをするわけだがそこで初めてNちゃんはマスクを取った。え、めっちゃかわいい。マスク取った方が可愛い。笑顔が素敵過ぎる。

 

場があったまった所でまずはシャワーを浴びる。

お互い裸になって体を確かめ合うように見つめながら顔より下の身体を洗ってもらう。僕の陰部はもう準備万端だった。

Nちゃんの身体はBカップの乳輪乳首大きめ色素濃いめの陰毛もVIOしっかり生えている、顔は幼なげ、身体は色気たっぷりのギャップが完全に僕のタイプだった。

 

シャワーから出た後はエアコンを切った筈なのに裸になったからかめちゃくちゃ寒かった。数行前の場があったまった発言は訂正させて下さい。さぶいぼ出るくらい冷え切ってました。(物理)

27℃暖房をONにしたらなぜか笑われた。 

 

さて、「戯」を始めようか…

耳舐められたのは気持ち良かった。

結構容赦なく吸い込む掃除機みたいにベロベロされて開発の芽吹きを感じた。

今回はすこぶるキス多めで、普段はあんまり多くしないのだが、お互いの身体の距離を確かめ合いながら抱きつき交わり合うのが快感だった。

そうしてゆっくり1回目を堪能した…。

 

僕は裸で喋り合うのが好きと近しい人には散々言ってるようにトークこそが快楽の本番なのである。

 

色々話していると陸上を元々やっていたり、僕の珍しい手相の線(ネットにも出てないレベル)の線がNちゃんにあったり共通項が多く、会話が相当弾んでいた。

 

また「僕の陰毛アカデミア」も例の如く開催し、陰毛は残してくれという声明を発表した。

やはりパイパン派閥に剃って欲しいと言われるハラスメントもあるらしい。でも陰毛派閥の性癖の理解があるためあえて残しているらしい。まじでありがたい限りやで。

 

やはり喫茶店でコーヒーをすすりながらじゃ出来ない話なのだ。

お互い裸だから出会ってすぐに過去の恋愛の話とか好きなタイプとかも聞かれるし話せたりするんだろう。

 

ふつうどこ出身ですかー?とか仕事なにされてるんですかーとか当たり障りの無いとこから入るのは心が壁に覆われてるからだろう。裸になればその壁は一気に取っ払われたも同然なのだ。

 

そんなこんなで白い花火玉が装填されたので2回戦に入る。

なぜか僕の胸をずっと触っていてこんな筋肉ある胸触ったの初めてだからいっぱい揉んどこ!と揉まれていた。

いや、逆なんよね??

今度は僕がせめる。で君はまもる。もものようなおっぱいにしゃぶりつき、わしわしとした陰部にしゃぶりついた。

視界が陰毛の黒に覆われる時が1番幸せかもしれない。そう、帳を下ろした時みたいに(???)

僕の無下限術式、理性の「蒼」と本能の「赫」のぶつかり合い、虚式「茈」が陰部から発射されていた。すみません…いい加減術式でした。

 

2回目も終わり、気づけばもういい時間になっていた。

思えば喘ぐ声、仕草、身体…戯れるうちに当初女子高生?と思えたその彼女がものすごい同い年にすら感じるほど大人に見えた。

なにせ言動も落ち着いてるししっかりしていたし何せ魅了する色気があった。

その事はしっかり本人に伝えた。あんまり言われたことなかったなー、ありがとうと嬉しそうにしていた。

また「可愛いよ」って何回も言った気がする。本心だから。

僕はよくも悪くも正直でつまらない人間だ。自分を客観的に見つめながら天を仰いだ時にまたキスをされて、なんか始めたてのフレッシュな恋が一瞬フラッシュバックして少し泣きそうだった。

 

…僕たちが鳴くのは、子孫繁栄させるためとか、性欲といった本能は当然あるのだけど、「確かさ」を欲しているからじゃないかと僕は思っている。

 

触れ合う肌と肌、抱きつく力強さ、感じられるぬくもり、交わり合うカラダ…それは全て偽りの無いものだ。それらは裸同士だからこそ効力が発揮するものだと思う。

着飾るものを捨て、ありのままを話すという意味で「サシで風呂」の重要性が出てくるのだろう。

 

屈託の無い笑顔、気持ちの良い言葉、たしかに嬉しいがそこには裏…本音ではないかもしれないという不確定要素がある。

セミは行為が出来るまでは一生鳴くのをやめないだろう。それと同じだ。

不安定であればあるほど、安定を欲しがるのが人間…いや生物のシステムだ。行為を求めるのは本能よりももっと奥の「確かさ」を得たいからなのだ。

 

その「確かさ」というか、安定の基盤というものは人それぞれに違って、筋トレかもしれないし、推し活かもしれないし、芸術などの趣味かもしれないし、SEXもまたその安定を満たす手段のうちの1つに過ぎないという事だ。

 

そういう面でSEXの確かさと恋愛というものは切り分けた方がいいとも思う。恋愛は完全に不安定そのものだからだ。

 

この人の「好き」を信用してもいいものか…自分が思ってる時、相手も同じ事を思ってるかもしれない。

漠然とした不安に勝手に煽られて生きる「恋愛」を少し面倒に思うのはそんな余計なエネルギーを無駄に割いてしまうからだろう。

終わりのシャワーを浴び、Nちゃんと話してる間そんな事を考えていた。

 

…にしても、Nちゃんには思った以上に喋ってしまった。まあどう思われようと関係ないよな…と浴場を出て身体を拭いている時に

 

楽しかった!また会いたいね!良かったらLINE交換しませんか??って言われた。

実はLINEに誘われるのは2回目なんだが、1回目はたまたま熱狂的なB'zファンでというLINE確定演出みたいなもんだったので、今回みたいな100%じゃない演出で誘ってくれたのは嬉しかった。

 

本心がどうなのか、他の人にも同じ手法をやっているんだろうか?そんなのはどうだっていい。

 

「確かさ」は心の安寧に必要なものだとすれば、やはり興奮とか幸せといったものは、「不確かさ」故に出てくるんだろうと確信した。

 

思えば人生の大半は不確定要素の連続だ。人生はギャンブルだという人の気持ちも分かる。

だから楽しいし、だから不安になって安心を欲しがるし、だから今かすかに喜びが生まれているのだろう。

 

僕の事を特別に好きなのかって言われるとそれはNOだろうけど、好印象だったかと言われたらそれはYESなんだろうなという不確かな事実が確かめられた事が結果として僕の安寧に繋がった。

 

思えばその店に電話をした事。Nちゃんを指名した事。楽しめたこと。奇跡の連続なのだ。また会いたくなってしまった。

 

ホテルを出た後は虚ろになる事が多いが今回は心が満たされていた。

偽りの愛だろうが無機質な金であろうが幸せは買えるものだなと気付かされた。「確かさ」と「不確かさ」を楽しめる心があるならば。

 

最後、お互いグー👊をし明日からまた頑張る事を決意した。

実は僕が戯をしている間に現場待機が確定していたのだった。Nちゃんは待機してしんどくなったらLINEしてくださいねと返事をくれた。

 

「生きる」ってそういう微かな喜びを数珠みたいに繋げて死ぬよりもマシな選択を取っていく事なんだろうなって…

満たされたやましい賢者はやかましい街を縫うように帰って行くのだった。

 

 

 

姫路セントラルパークに行ってきたよ!

 

おはようございます。書き始めが朝だったのでそう言わせてもらいます。

 

総アクセス回数が6000回を超えたそうです。ブログ投稿するたびに定期的に見てくれる方がいるというのはありがたい限りです。これからもぼちぼち続けて参りますのでよろしくお願いします。

 

…僕には地元の友達というか、幼稚園や小学校来の友達がいないんですよね。あ、本題始まってますよ。

その中でも最も古い縁として、中学受験を目指していた小5の時、丸々1年早いんですけど予行演習で1人で受験当日の中学校に突入したんですよね。まあそんな人いないんですよ。

でももう1人おったんすよ。それが今の友人です。

 

まあ色々はしょりましたが、お互いそこでその中学に入る事を決意し、しっかり受かりましてね、良かったですよ。落ちなくて。

ほんで中高6年一緒に過ごして大学で離れ離れになりましたが、何やかんやで仲良くさせてもらってるって感じです。

 

ほんで半年ぶりに会う事になり、なにせ昼から会ったのにノープランでどうしようかとなりまして。

姫路にいたのと彼が車で来たのもあり、駅周辺というより、ちょっと遠出しよかと…そんな時に脳内にピコン💡と鳴りまして。

 

近畿地区の方なら昔にCMで聞いた事あると思いますが、

「ひーめーせーんごーごごー ひめせんごーごー どきどき わくわく たまらんわー ひめせんごーごー」そう、姫路セントラルパークのCMソングです。

突如よぎった記憶が僕を掻き立てたんです。確かに知ってた割に行った事なかったな…

 

気付けば姫路セントラルパーク(通称姫セン)にたどり着いていました。そういえば40周年らしいです。ディズニーと同期やないかい。

まあ着いて早々思ったのは生憎の雨☔️

午後から降るとの予想は分かりきっていた事ですが逆に人が少ないんじゃないかという事でマイナスばかりではないと踏んだのですが…やっぱり晴れた方がいいっすよね。

 

姫センはこの地図のようなサファリゾーンと遊園地の2ヶ所堪能出来る場所があります。先にサファリパークに行くことになりました。

 

来て早々、このようなゲートが…!何の説明も無かったけど乗用車のまま行くんやな。え、いきなりチーター?うそやん?

 

窓とドアを絶対に開けないでください!とか動物がタイヤに噛みついてパンクさせる恐れもあります!とか書いてあるんですよね。

やんな?そりゃ獰猛なイメージありますもん。郷には郷に従え、チーターにはチーターに従えですよ(?)

 

…入ってみると早速チーター🐆いるんです。

あら、意外とおとなしいんですね。もう撮られる角度を分かってるかのような澄ました姿勢すもんね。チーター先輩。

 

結構近いですし、金網とか柵とかも無いですし完全に「人間が動物のエリアにお邪魔させてもらってる」感覚です。

すいません、失礼しますーといった感じで色んな動物を見て参りました。

ライオンですね。貫禄がやはりありますね。ライオンは結構おったっすね。10匹くらい?だからほんとに野生が生息してるみたいに感じられましたね。

このセルフ背中かいかいが出来そうなバチクソ大きい角をした生き物はそう、シロオリックスです。草食動物ゾーンはうってかわって群れてましたね。被食者の性でしょうか。

車が通り過ぎるまで横切ろうとしなかった紳士の動物、ムフロンです。我々も運転マナーとして歩行者優先なのでしばらく待っていたのですが、あ、どうぞーって促すおばあちゃんの如く待っていたのですみません🙇と一礼を交わし発車させました。その後しっかり道を横切っておりました。

フタコブラクダ、コブがでかいですね。

見せ方を知らないカバですね。

 

その他にも色んな動物がいましてね、正直ドライブスルーサファリだけでも充分楽しかったですよ。先程も言いましたが

・動物との距離が近い

・放し飼いなので野生味がある

・数、種類が多い

・車内なので雨でも傘差さなくてもいい

といった通常の動物園には無い魅力があります。

 

 

しかし、まだ魅力はございましてウォーキングサファリという歩きながら至近距離で動物を見る事が出来ます。

さすがにクマとかは危ない動物や繊細な動物には柵だったりガラス張りではありましたが、大概は半放し飼い状態…というか、大きなケージに人間も一緒に入ってる状態ですかね。

リスザルですね。ちょこまか動いとりましたね。

カピバラですね。葉っぱをもぐもぐ食べてる時が可愛かったですよ。何せ近くないですか?

まじで目の前にいた孔雀です。物怖じせず睨んでました。

虚無顔のプレーリードッグと虚空を見つめてるミーアキャットですね。

こいつを倒さないと先進めない系の中ボス(ワラビー)

めっちゃイケメンのホワイトライオン

走ってるキリンとそれにつられて来てしまったダチョウ。やっぱりダチョウはアホですね。

ちょっかいかけたら突かれたニワトリ🐓です。

 

小雨の中でしたがそれでもめちゃくちゃ楽しかったですね。動物もみなさんイキイキしてましたし。

 

そんなこんなで2時間ほどいましたかね。ちょっと雨も止んできたので遊園地に今度は足を運びました。

 

まあーー、ジェットコースターも見えるけどそんな大した事ないやろ?と高を括ってました。

ん?なんや?このいかれたループの大きさは??

 

それもそのはず、かつて福岡にあったスペースワールドにあった日本最大級5.2Gという負荷のかかるジェットコースターがなんとそのまま移設されたのがこの写真にもあるヴィーナスGPです。

 

しかし入口を見ると、天候不良のため休止中の文字が…!しかも全てのジェットコースターが…

せっかくここまで来たのに見るだけで終わり…🥺

 

と諦めかけたその時、試運転しているヴィーナスGPの姿があるじゃーないですか。

また、他のジェットコースターも順次再開し始めてるじゃーありませんか。まずは先に再開したハリケーンに乗りました。

ヴィーナスばかり目に行ってたけどこいつもしっかりループあるしくねくねしてるしやべぇじゃねーですか。

ジェットコースターとかほとんど乗った事ないし怖いよぉ〜

眼鏡も吹っ飛ぶ可能性があるので裸眼で搭乗。

 

カタカタカタカタカタカタ…上がっていく時が月曜日の朝3時くらいのこれから仕事が始まるのかーというあの憂鬱感と少し似ていました。

 

そっから一気に急降下!一回転!ヒューンクルクルクルーーー!脳汁ビッシャー!!きもちいいいい!!!!あー楽しいわ、ジェットコースター!

 

あっという間に終わった時に、運良くちょうどさっきのヴィーナスが再開したのです。

 

しかもさっきの比じゃない高さと上ってくスピードも速かったですが、さっきのジェットコースターのドーパミンドバドバでもう、早く急降下させてくれぇぇぇ!!と祈ってました。

ヒューーー(降りていく音)からの5.2Gループは流石にうおおおおおお!!!身体ガクガクブルブルしてました。

もうそっからはエッ!エッ!悦の呼吸!脳味噌のレベルの低下と高揚感を味わいました。降りた後のふらつく余韻がまさに快楽後の抜け殻でした。

 

そしてもう一つのジェットコースターも乗って制覇しました。高低差もスピードもないのですが、その分セーフティも緩いですし1番年季があって機体自体がガクガクしてたし1番怖かったまでありますね。まーなにしろ楽しかったですね。

 

降りた時にはもう閉園の時間に差し迫ってたのですが、動物ショーらしき催しが聞こえたので近づいてみると、

どうやらワンちゃん🐶数匹によるパフォーマンスのリハーサルらしくそれを公開しながら練習していました。ほとんどお客さんもいなかったので真ん中に座っていたら突然指名されてたのです。

 

どうやら、その中央に紙(本番では手紙らしい)があってそれを持って台の上に立ってくださいと指示されました。

するとパフォーマーのお姉さんの腕にインコ🦜がいてこのインコが僕が持っている手紙を取ってお姉さんのところに戻るといった芸をしてくれるらしいです。

 

いやいや出来るわけないでしょーと思って台の上から見渡してると思ったより人が集まってきたので何か恥ずかしくなりました。

すると、インコがぴゅーーーっと僕の腕に飛んできて手紙を取…らずに戻ってきました。

 

腕に来た時の爪のワシッ…ていう感覚が衝撃過ぎてインコのミッションが失敗してるのにしばらくして気が付きました。

それでリベンジでもう一回来てくれて今度はちゃんと手紙を嘴でつまんでミッションをクリアしてました。

「はいー、手伝ってくれたお兄さんにはお礼に非売品ステッカーを差し上げます!」僕は手渡しでくれるのかと台から降りたら、なんとインコがステッカーを咥えてるんですよね。

そしてインコ🦜が再び腕に飛んできてステッカーをほいってくれました。

それがこの冒頭のステッカーですね。

そして裏には手書きのメッセージが!嬉しいですよね。

 

パフォーマンスとしては正直成功したのはそのインコくらいで他のワンちゃんはなかなかのグダグダで何とか何回か試してようやく成功って感じでした。本番は1週間後らしいのですが、上手くいくのでしょうか…でも面白かったですね。

気付けば閉園時間は過ぎており、姫センでの半日は文字通りワンダフルな1日になりました✌️また行きたいですね。

 

…最後に

車に乗せてもらい家まで送ってくれた友人に感謝しております。

思ったより早く書き終えました。こんにちはくらいの時間帯ですね。ではまた👋

 

 

 

 

 

5度の三繊を振り返って

 

体力のなさを実感し始めたくみこです。

 

まあ、かつて京都工芸繊維大学という知る人ぞ知る大学で細々と陸上部をやっておりました。

 

そこには関関同立的な立ち位置の、3つの繊維に関わる大学として「三繊」という枠組みがあるんですよ。

実際に今も繊維学部がある信州大学と、農業大学と間違われがちな東京農工大学と、繊維がいまだに名前に残ってる京都工芸繊維大学ですね。

 

その3大学の対校戦が毎年6月下旬に長野か京都か東京かのいずれかで開催されます。

 

僕が1回生の時は長野でやりました。そこから京都(2回生)→東京(3回生)→長野(4回生)…と大学時代は全てに参戦していました。

院には進まず社会人になった私ですが、次のローテーション上、京都だったのでそこは参加して引き下がろうとしていました。

 

しかし、未曾有のコロナウイルスの影響により当然ながら三繊も消滅。なんと丸々3年出来なくなったわけです。

そしていつの間にやら私も社会人4年目になった時に4年ぶりの三繊を京都で開催する知らせを聞いたのです。

 

自大学がホームの時は段取りや当日の審判などの全ての運営を自身の大学で主体となってやらなければなりません。

正直私はどちらかというとずっと走ってて運営を任せっきりにしていた怠けた人間でしたので、ここいらで還元せねばと思っていました。

 

そして、私は三繊に関しては強い思い入れがありました。後輩のみんなにも三繊を良い思い出にして欲しいという烏滸がましさもあり参加を決めたのでした。

 

そんな思い入れと、今回を含めた三繊の思い出を振り返りながら綴らせていただきます。

 

※プライバシーもありますので実名や人が映った写真は控えさせていただきます。ご了承下さい。

って言った後ですが、この写真だけは入れさせて下さい。

 

1年目@長野 『洗礼』

 

高校の引退試合…とある事が原因でそれなりの結果であっけなく終わった。悔やみはあったが、2度と陸上なんかするもんかと腹に決めていた。

 

しかし内に秘めていた未練がそうさせたのか、僕は大学に入っても陸上をしていたのだった。

 

思えばこの時点で奇跡だった。専門だった400m走者が多かった上に実力も拮抗しており充実していた。何より美人のマネージャーさんがいる。そんなの入らない訳ないじゃないか!

僕は意気揚々と同期の中で1番乗りの入部を決めた。

 

受験中に筋トレをやってた事や、部活のある日は全て参加していたのもあり1発目の試合でベストが出た。そんな中の2回目の試合が長野県で行われる三繊だった。

 

短距離とは練習で絡みはあったが、長距離のメンバーは会う頻度もあり、印象が薄く初めましてに近い人もいた。

 

三繊では400mでベストを出し、マイルリレー(4×400mリレー)で優勝する事を目標に仕上げてきた。

そういう意識を高めていたからこそ、長野に向かうバスで1人遅れてきた長距離の同期に少し苛立っていた。

 

夜行バスでは興奮し過ぎてほとんど眠れずにいた。何か眠いまま競技場に着いた。

長野のホームだからか?いや、、そんなレベルじゃないくらい驚いたのは信州大学の人数だ。

100人はいたような?工繊の10倍くらいはいたように思える。特に長距離の層が厚く色んな意味で敵わなかった。

それと東京農工大学も信州ほどではないが、しっかり人数がいるという事だ。

これで対校戦するというのはいくら何でも惨めじゃないかと思うくらい工繊の人数は少なかった。

特にフィールド競技専門が少ない(というか、いない種目がほとんど)なので「総合得点での勝負」という面では話にならなかった。

 

なら、自分は400とマイルの目標を貫けばいい。と更に集中を高めた。

 

結果だけ言えば、400mは自己ベスト、マイルリレーはなんと逆転優勝できたのだ。

おそらく信州大は2軍メンバーだったとは思うが、それでも嬉しかった。

競技面で言えばこの初回が1番上手くいった。間違いなくそう言えるだろう。

 

しかし、1番「洗礼」を受けたのも間違いなくこの初回だったのだ。

 

まずは、開会式が終わった直後、『〇〇大学一同前へ!!』と主将が大声で叫び、各大学が運営、観客席に向かって『今日1日よろしくお願いします!!』『お願いしますッ!!(一同)』と言う伝統があるらしいが、そんなの知らないよね…

2大学の圧が凄すぎてこの時点で負けたわ、って思ったもんね。

 

また閉会式後にも各大学が円陣となり、中心に主将が立ち、『〇〇大学のーー!!さらなる発展と栄誉を讃えーー!!(←ここは各主将のアドリブ)フレー!!フレー!!〇〇(爆声)』『フレフレ〇〇!フレフレ〇〇!(一同早口)』ここに関しても、やはり数の暴力と体育会系の暴力からか他2大の圧力がすごく終始すぼみっぱなしであった。

とりあえずその辺は来年から頑張ろ…そう決意した。

 

競技というメインが終わった僕はクタクタになっていた。その後レセプションといって信州大の食堂で夜ごはんが用意されていたのでそこでゆっくり休んで帰ろうと思っていた。

残念ながらレセプションこそが本番だったのだ…。

 

ザ・体育会系のようなノリ、各競技優勝者によるビール🍺リレー、周りのワイワイについていけず圧倒されてしまった僕は一人しくしくと枝豆を食べていた。

それは僕が例外ではなく、特に未成年の多い同期はみなコミュニケーションを放棄していた。

「1人」を除いて。よく見れば前日集合時間に遅刻した彼だった。

 

ふと見たらそいつは同じく未成年でシラフであるにも関わらず、数々の陽キャのノリについていき…どころかその人達すらびっくりするようなハジけっぷりだった。

 

食堂内の情景を目の当たりにした僕は三繊の価値観が180度変わった。

優勝したやつが勝ちじゃない…ここで楽しめたもんが優勝なんだ…!!

間違いなくこの三繊のMVPはノリの流れを作った彼だ。

彼はこの三繊を経て、この盛り上げるカリスマ性を見出され三繊に…いや、陸上部において欠かせない存在になっていったのだ。

 

2年目@京都 『ビール瓶8本』

京都でホームの三繊だったが5回あったうち、ダントツで記憶にない試合になっている。

 

理由はいくつかあって学科の課題に追われていた事が原因である。徹夜しながらバイトしながら部活をやっていたような時期だ。

また、競技面ではその1ヶ月前に自らの一生の目標であった400m49秒台を達成した記憶の方が残っている事もある。

 

そしてまだ2回生で運営のほとんどは1つ上の3回生がやって下さっており、当日に関しても運営よりも競技得点を稼ぐために色んな種目に出っ放しだったのでほとんど携わっていなかったのだ。

 

今思えば、今年の京都開催の三繊運営のために後輩がめちゃくちゃ忙しく色んな段取りをしていた経緯をLINEを通じてようやく分かった。

その忙しさをちょっとでも理解していれば手伝っていたと思う。いや、何か理由を付けて結局怠けていただろう。

当時からその心があったなら最初から積極的に活動していただろうから。

 

競技面で言えば、400mは信州大の人や農工大の人に嘘みたいに惨敗した。そして1年前に勝てていたマイルもこれまた信州大に敗北したのだ。

理由は400m47秒台の人が参加していたからだ。つまり、信州大は本気で挑んでいたのだ。

1年前は2軍だから勝てただけだった…と落ち込んだ反面、

2軍でも勝てると舐められたのに、昨年度の工繊に惨敗しそれでは負けてしまうと「本気を出させた」というのがすこし嬉しかった。

 

2度目の三繊でノリも分かっていたのだが、やはり人数差もあり終始圧倒されていた。

 

しかし、レセプションではとうとうお酒を解禁🍺という事もあり手前にいた農工大の人と酒の勝負をした。というか、たまたま手前の人が日本酒を持参するレベルの酒豪だったので吹っ掛けられたのだ。

僕は負けたくなかったし、場所も家まで徒歩で帰れる距離(地下鉄3駅分)なので限界まで飲んでやろうと目の前にあったビール瓶をこれでもかと飲んだ。

 

僕はビールを計8瓶飲んだ。そこからは全然覚えていない。多分酩酊した状態で家に帰り吐いてただろう。

ノリに飲み込まれた結果、楽しむ事と楽しませることを見失ったこれまた反省点の多い2度目の三繊となってしまった。

 

3年目@東京 『失敗』

3回生の時、僕は主将になっていた。

『三繊は楽しむものである。』

しかしそれと裏腹に粒揃いの後輩も入ってきて、もしかして万年最下位から脱却できるのではないか??という気持ちも芽生え、本気で2位を獲りに行く計画を発表した。

もちろん倒すのは農工大だ。

 

入念に本番を見据えた調整をし、前日に東京に到着した。

しかしそれが仇となり、高校の同期の家に泊まる事にしたがそこで割とはっちゃけてしまい、当日走る前からクタクタになっていた。

 

結局400mに関して芳しい結果も出せず、健闘はしたものの全体としても2位になる事はなかった。

マイルに関して覚えていないが…優勝したんだっけ?記憶では農工大もなかなか粒揃いのメンバーがいた事は覚えている。勝ったのか負けたのは正直忘れてしまった。

 

また失敗したなーって場面は最後の円陣で声出しを主将だった僕が担当する事になったが、B'zの歌い過ぎで脳内が大声=シャウトになりめっちゃ高くなってしまった事だ。

なんか思ってた重圧感が出ず個人的に締まりが悪い終わりになってしまったなーと、そんなん誰も覚えていないだろうけど。

 

その反省点もあってか、レセプションではボッチになるわけでもなく、飲み潰れて会話放棄するわけでもなく色んな人と楽しく会話したように思う。さすがに3回生ともなれば年下も多くなって気持ちも余裕が出てきた。

 

帰りはそこまで覚えていない、覚えているのは日曜夜帰りの月曜日で家に着いた瞬間爆睡したのだが、

その眠りについた直後、朝の9時頃だっただろうか?

ドドドド!!

ものすごい横揺れがあり、地震?🫨と頭の中では判断していても疲れ過ぎで身体が全く動かなかった。まあ最悪死んでもええやともう一回眠りに堕ちていった…。

 

実際近くで震度5くらいの地震があり、某駅ではワイヤーで吊ってある看板が片方外れて傾いていたり電車はもちろんストップし大学にすでに着いてしまった人達は帰るツテを失い混乱したらしい。すいません、他人事で、、

 

そんなこんなで…三繊も定石ではこの3回生で陸上部を引退するのでラストだ。

でもこのままでいいのかという悩みと情熱のメラメラは燃えていたままだった。

 

4回目@長野 『カラオケ』

僕から言い出したのか誰かに誘われたのか…記憶は定かでは無いが、形式上は引退した同期と先輩と僕の3人が追加で1回生の時以来の長野で三繊を行った。その中の1人には盛り上げの天才の同期もいた。

 

正直、完全に走りというよりも楽しむために行ったようなものだ。

とはいえ、色んな競技に真剣に参加した。走高跳が135cmもいたって真剣である。

 

マイルに関してはベストメンバーというより、新しいメンバーで思い出作りで走ったような気がする。

レセプションは以前ぼっちプレイをかましていた時と同じ信州大の食堂だった。

 

けれどあの時の僕とは違う…!お酒を携え、周りが年上だった環境から、ほぼほぼ年下になって自分を出しやすい条件下にある…!(カス)

 

たしかに1回生の時と比べれば見違えるほど話をしていた。しかしやはりと言うべきか、中心にいたのは盛り上げの上手い彼だった。

あのカリスマは到底追いつけない何かを感じた。こうやって真価を発揮してる所を目の前で見た時にグッと凄さを焼きつけられる。

 

酔いの加減がちょうど良い塩梅になってバスの出発まで時間があったので工繊メンバーと農工大の400mランナーを1人誘ってカラオケに行った。

まさか単体でこんなアウェイな状況で来てくれるとは思わなかったので…

 

そして僕たちは「いつも通りの」ウルトラハイテンションカラオケを披露し大いに盛り上がった。農工大の彼も周りにこんなテンション高い人少ないから楽しい!と満足そうにしているのを見て

誘って良かったなーと思ったし三繊に行って良かったと思ったし、この他大学との交流こそが三繊の本質たる部分だなと実感した。

 

この一時一瞬を共有して密度濃く楽しむのはきっとドバドバのドーパミンが流れているのだろう。

バスで帰ってる間も、帰ってからの1週間くらいもずっと三繊の思い出で満たされていた。

 

4年目は出場が任意だったからこそ、参加する重みも変わってきてこれほど充実したものになったのだろう。なにせ走馬灯候補にもなり得る良い思い出になった。

 

5+3年目@京都 『復活✨』

僕は4年で卒業し、社会人生活を送る事となった。

 

しかしそんな生活早々に冒頭でも話をしたがコロナウイルスが蔓延し、部活自体が出来なくなるといった想定外の出来事が起きた。

 

元々順当にいけばその年にホームの2度目の京都開催となり、審判や運営を手伝って幕を引こうかなと思っていたが、陸上すらできない状態なので当然三繊も行われなかった。

今までやってきたマニュアルなども全て無に帰す事態に後輩を助ける術もなかなか見当たらなかった。

 

気が付けば翌年もその翌々年もまだコロナ禍の尾を引いて三繊は結局延期となっていた。

 

それでも希望が見えていたのは、反動の影響か、それとも運なのかは分からないが部員が沢山入ったこと。そして、実力もありながら性格も良さそうな人が多い(多分)という事だった。

 

いくら新歓を工夫しても、入る時は入るし入らない時は入らない。そんな波は数年周期で上昇と下降を繰り返す。

僕が4年の時の1年生は1人しかいなかった。彼はとても優秀ではあったものの同期がいないという事で心配していた。

しかも彼は1年から主将を務めることになり、引っ張る立場でもありプレッシャーも相当あっただろう。

コロナ禍で身動きが取れない中でもSNSなどを駆使して内部や外部に情報発信したり頑張ってる姿を見てきた。

その結果もあってか上昇の波を引き寄せ、彼も後輩に恵まれる事になって本当に良かった。

 

そんな流れに軌道が乗った中、4年ぶりに三繊を行うという知らせを聞いた。

丸々3年も空けば僕のことを知らない後輩がほとんどになっていた…が、1回だけ練習にお邪魔させていただいた事があったので一部の人は知っていた。

 

僕を知らない人が多いという事は三繊自体を知ってる人もまたほとんどいない。

僕が4回生の時の1回生がその時にはM1になっているわけなので学部生は知らないという事になる。

その事もあってか運営の総務は僕が4回生だった時の1回生だったあの部員1人世代の、現在M1の彼がやっていた。

 

彼もいうて三繊の事をほんの一部しか知らない。

かく言う僕も運営から逃げてきたので何も教える事は出来なかった。

分かった事はLINEなどの連絡を通してこんなに大変なんだなと、その見えている部分もまた苦労のほんの一部だったのだろう。

 

僕はせめてもの過去への償いとして当日審判をやって運営に携わろうと思った。

すると、かつて4年前三繊に一緒に行った同期と先輩や、他のOB達も数人参加しておりその中にはレアな人もいたりして会うのが楽しみになってきた。

 

審判をメインにしようかと思ったが、エントリーでOBメンバーが全員出場していたので僕も全然走ってないがやり投げと200mをエントリーした。

フリではなくほんとに全然走ってない。現場では走ると危ないし。強いて言えば電車間に合わすためのダッシュくらいだけどちょっと走ればバテてしんどい、、やっぱ定期的に走るのは大事やね。

 

開催前に僕が出来る事はプログラムの把握、審判メンバーの名前と顔を覚える。

自分が出るとこだけ見ていたら想定外のアクシデントに対応できない。全体を覚える事が大事だ。

メンバーの顔はSNSで見たら覚えられる。また自己紹介もあったので名前と専門種目と年次くらいは覚えてた方が会話しやすいな…とか色々考えてたらあっという間に本番になっていた。

 

予習のおかげである程度の名前と顔の一致はあった。やってて良かった、、

顔合わせをした後に準備を始めたが、1人1人がほんとに運営の事を考えて動いており、サボってるような人は誰1人いなかった。その意志統一も総務が頑張ってたのたと後輩もまた何としても成功させようと頑張っていた事もあるだろう。

 

その時点で僕はもう感動していた。一生懸命さってキラキラしているんだなって、昔陸上部で頑張っていた時代を思い出したりした。

 

競技が始まれば審判も分からないところやバタバタした所もあったが、最後まで遂行しようという

意志が皆にあったおかげで全体的に見ればトラブルも無く綺麗に収まっていた。

 

僕も100mの審判は初めてだったので無知ぶりが目立ったものの、何とかなったんかな?

競技ではやり投げはなぜかベストだった。現場で悲しくも鍛えた甲斐があったのだろう。200mはやはり後半でバテて散々だった。

 

片付けの時は工繊だけでなく、信州大、農工大の人も積極的に手伝ってくれたおかげでスムーズに完了した。

そういった率先とした助け合い精神もまた涙腺に響く。何かにつけて言い訳してやらない人間ばかりじゃないんだな。世界が綺麗だ。

 

また、4年も空いたからか三繊の雰囲気も終始和やかに流れていたように見えた。僕は今回の雰囲気の方がめちゃくちゃ好きである。

 

けれど、伝統は残さなければならないという自己矛盾もあった。

それは最後の円陣は今後やるにしろやらないにしろ、ここでやっておかないと潰えてしまうなと思い、OBで一度レクチャーをして行った。

 

レクチャーの時の円陣の中心はやはり同期の盛り上げ役だ。

彼は声界のリブァイと呼ばれており、1人で一個旅団並みの声量があるとされる。

あー、期待通り素晴らしい掛け声をしてくれる。気持ちぇぇね。

 

伝統というものはあまり好きではなかったが、レクチャー後に3大学がそれぞれ円陣をやった時は上手いこと全体として締まって一体感が出たので現役の人達も好印象だったんじゃないかな。

 

ほんとに1人1人が自律して動いてくれたおかげでこうやって三繊が復活してくれて感無量だった。これでもう、僕の出番はおしまいだね…。

 

そう言えば、B'zファンの後輩もいてびっくりした。女の子だし一言目がこのブラジャー持ってますだったから尚更びっくりした。もうちょっと喋りたかった。

まあ、大抵僕の熱量がおかしい方向にいくのであれぐらいで良かったかもしれない、

 

飲みはOBで集まって粛々と行った。大体はいつメンだったが1人だけ喋るのが4年ぶり…で色々と訳があり喋りたかったのであの時と同じような感じで話せたので良かった。

またOBで集まって飲みたいね。

 

あー

 

気が付けば、のべ8年…8年の間に色んな事があったなと三繊が終わってからしばらく耽っていた。

(ゼッケン番号…「最後」であり「最高」であった事を示している。)

 

 

青春が一つずつ消えていく感じが少し怖い時もあるけど、時の流れは前にしか進まない。また新しいキラキラを見つけて僕は淀んだ空気を飲み込み日常に戻っていく。それでもあの時の太陽が、同じ輝きで今日も昇っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作詞がノート1冊分完成しました!!

2019年からコツコツ始めていた作詞が4年間かけて60作できたので、とりあえずデータをデジタルでも残すという意味でここに全曲納めていこうかなと思います。

こうして見ると考えるのも、書くのも、まとめるのも、後でじっくり見返すのも好きなんだなと実感します。それではご堪能ください。おすすめはタイトルを太字にしております。

 

 

1.ヒアイ

2.Ecstasy!!

3.凍爆の一闇

4.あなただけでも信じてみたい

5.何もない道につまづく者たちよ

6.赤い呼吸

7.ぬるま湯

8.ブスパイラル

9.オレとワタシ

10.人刺し指

11.0Years〜

12.蒼い冬

13.黒い果実

14.殻っぽ

15.平然のI don't know

16.シンク

17.階段

18.運命論者

19.蜘蛛の意図

20.〜1Years

21.傷心ガラス

22.7つの星

23.生きるなら

24.氷凜の華

25.世間道

26.虹色かりんとう

27.感情のままにわがままにお前は俺を傷付ける

28.駆け抜けて、空

29.愛々勇

30.まっ暗いBaby

31.〜2Tears

32.蝉

33.不器用貧乏

34.深夜2時の咆哮

35.愛、憂う日々

36.すり傷

37.快楽のすゝめ

38.DRUNK VIPER

39.知らないフリしてあなたに近づく

40.透明の爆弾

41.〜3Year(s)

42.蝕

43.苛立ちの直線

44.幸せ#44

45.海

46.潔癖のもぐら

47.尖〜とがり〜

48.初めての始まり

49.さみだれエトセトラ

50.腐ったらもうDie

51.子猫

52.茨

53.存在確認証明団

54.ためらい蹂躙Dance

55.ひとりよがり

56.ブラック街道本通り

57.葉桜

58.解像度

59.A rainbow of hope

60.私の罪

 

長いようで少ないというか、まあすごい量の中で言うのもあれですけど。

こう、まとめてみたらまだまだ言いたいことを言えてないなと。

まあ、直接伝えるのは歌詞としては趣がないのでもっと色んなコンセプト、アプローチでセンスのある歌詞を作ってきたいですね。

🔞脱毛ブームに警鐘を鳴らしたい

 

電車の中吊り広告、YouTubeの広告…などなどあらゆる媒体を通じて「脱毛広告」を見かける。もはや見ない方が無理なくらい視界に入り込んでくる。

先に言っておくが、僕は男女共に脱毛否定派である。でも脱毛するなとは言ってない事も言っておく。

 

脱毛といえば昔は女性用が多いイメージだったが、ここ1〜2年は男性脱毛のCMもかなり多くなった印象を受ける。

 

そんな男女の脱毛事情に関して、あくまで個人的な意見ではあるが切り込んでいきたい。

 

目次

1.美容の時代

2.君の名はムダ毛

3.昨今のVIO事情

4.アンチ○○○○同盟

5.今後の課題

 

1.美容の時代

女性は言うまでもなく、美容に気を遣っているのが「当たり前」になっている時代だが、

今は男性も美容液を購入したり、それこそ脱毛したり不潔に思われないように手入れする人が増えたと思う。

 

昔は男は日焼けしてなんぼみたいな、日焼け止めクリーム1つ持ってても女々しいと思われる時代だったが、むしろした方が良い印象を受けるまで変わってきた。

 

今後はもっとその美容意識が高くなっていくと思っている。

男性もネイルをしたり、化粧する時代になっていくかもしれない。

それに伴っていわゆるムダ毛を脱毛するのがエチケットまでなっていく流れになるのも時間の問題じゃないかと危惧している。

単純に「毛」=不潔に見える という印象があるからのように思える。それが「ムダ毛」の宿命だ。

 

2.君の名はムダ毛、可哀想である

毛は元来、体温調整、摩擦などの外的刺激から皮膚や粘膜を保護するために生えていた。

しかし、衣服や冷暖房施設などの発達で「機能」的にも「見た目」的にも必要性が無くなり、文字通り「ムダ毛」となってしまった。

 

しかし、人間というのはエゴな生き物で決して全ての毛が不必要と言っている訳ではない。

 

頭髪(髪の毛)や、まつ毛などはしっかり生えていた方が好印象である。

坊主の人は毛を処理しているから好印象ですと言う女性はほとんど見たことないだろう。

すねがハゲだと好かれるのに頭がハゲだとイジられるという、しっちゃかめっちゃかな世の中である。

 

また、鼻毛は外部に露出しているとよろしくは無いが、粘膜の保護、体内に病原菌の侵入を防ぐといった意味では機能的には必要な毛ではある。

脱毛の時代とはいえ、流石に全部抜くような愚かな人間はいないだろう。

 

眉毛は汗などが目に入らないように堰き止めてくれるといった機能的部分と、無いよりある方が顔の印象が柔らかくなるので、絶対に必要な毛という訳ではないが、完全に抜く人よりある人が多い。

しかし、眉毛をボーボーに伸ばしているよりかはある程度整えておいた方が清潔に見えるのは確かである。

眉毛は時代によっても変化しており、平成ではどちらかというと細めな眉が流行であったが、

今はどちらかと言えばナチュラルめなどちらかというと太めな眉毛がトレンドになっている。

 

ヒゲは一部の似合う男性には重宝されているが、多くの人はすぐ生えてくる処置の面倒さもあり「ムダ毛」と捉える人も多いだろう。

男性で脱毛したい部位となるとヒゲが上位にランクインするはずだ。

 

後は、脇毛、胸毛、腕毛、指毛、へそ毛、尻毛、もも毛、すね毛

これらはムダ毛と呼ぶ方がほとんどだろう。

男性の中でも個人差があり、脱毛せずとも生えてない方もいれば、全身ボーボーの方もいれば、一部だけめちゃくちゃ生えてるみたいな方もいる。

 

私はすね毛だけ結構生えているが、その他の毛はそこまで生えていない。

もし彼女が出来て不快だから脱毛して欲しいと言われれば、すね毛は処置するか検討すると思う。

 

女性でも上記の毛は男性ほどでは無いとはいえ容赦なく生えてくるし、体毛が濃い女性は体毛が薄い男性より濃い人だって少なからずいるだろう。

 

残念ながら男性は上記の毛が生えていても世間に咎められる事はないが、女性が生やしていると身だしなみとして不適切だと扱われる。

 

もはや機能的にも死んでる毛なので、なんで生えてくるんだよ💢と嫌悪を抱く女性が多いだろう。

でもエチケットとして剃らなければならない。

僕が勝手に思う女性の大変だなと思う部分の1つである。

 

3.昨今のVIO事情

今の中で話題を逸らした毛があるが、それが今回の本題でもある陰毛だ。

陰毛と言えば響きが良くないが生えてる部位、形状からVIOと呼称される事が多い。

 

その響きならあら不思議、VIO脱毛というワードは電車の中吊り広告でも堂々と出せる訳だ。

 

その陰毛を全部剃った人の事を誰が名付けたかは知らないがパイパンと人は呼ぶが、この章では「無毛」と呼ばせていただく事にする。

 

実際問題「無毛」の人はその広告の効果もあってか増えたような気がする。

顕著なのは新人AV女優で大半が何と無毛、生えていたとしても気持ちだけみたいな女優が多くなった。

 

また男優に関しても剃ってる人を見かける頻度が高くなって驚いた。銭湯でも剃っている人をたまに見かけたりもする。

とはいえ、男性の場合はまだまだ無毛の人や形を揃えて整えてる人もまだまだ少ないのは事実である。

広告で「ただいまお尻脱毛する男性が足りません!!」っていうぼやきから始まるが、至極当然で需要が全然無いからなのである。

 

なぜ、女性の無毛が増えているのか…。

これは男性の「過激なフェチズム」がそうさせていると私は考えている。

 

今から偏見という事実を語っていくがご了承いただきたい。

そして私が「陰毛フェチ」である事を踏まえて話を聞いていただきたい。

 

パイパン好きな男は案外多い。

第一に毛を「穢れ」だと思っているからだ。穢れは「毛刈れ」から由来されているんだって。嘘です。

 

別にそれは良い。

 

ただ、無毛にする事を強要する男。てめーはダメだ!

パイパン以外はあり得ないと全否定する人がパイパン好きの人間にあまりに多過ぎる。

 

パイパンとは少年少女のまま、ありのままの姿。パイパン好きの性癖裏メッセージとして「童心でいたい」というのがある(ような気がする)

 

元々少年みたいな人間もいれば、社会のしがらみによって押し殺した反動によって生まれた者もいるかもしれない(推測)

嫌な事には嫌と言う。正直で少年の心がパイパン以外を拒絶させているのだ。

 

この他を認めない過激派のせいで何が起きているかと言うと、

風俗やアダルトビデオなどでは無毛の人には備考欄に「パイパン」が付いており、間違えても陰毛の生えた人を出させないような徹底された配慮がなされている。

 

逆にパイパンと正反対の「剛毛」とか「毛アリ」などの備考欄って風俗では一切無い。AVではコアなフェチ扱いで紹介される。

しかも、備考欄にパイパンが書いてないからってその人に毛が生えているとは限らない。

 

でも陰毛好きはパイパンでも怒らない。

毛で大事な物を隠すかのように性癖までも心を毛で覆ってしまっているのだ(適当)陰毛好きは自分の意見を殺してしまう癖があるのだ。

 

だから声の大きいパイパン好きだけが世間の声だと勘違いしたその手の界隈が誤った方向に動き出して、皮肉にもそれが日本人の悪い癖である「みんなやってるし私もやらないと…」という流れに繋がっている事を危惧している。

 

そして悲しくも声の大きいパイパン好きは次々と呼応し更に大きな声になって、パイパンブームは加速する一方だ。

しかも剃っている人が好きというのは、清潔な人が好きとも言い換える事が出来なくもなく、陰毛が好きと言う人よりもいやらしさが少ないために割と堂々と言えちゃうのが余計にタチが悪い。

反論が性癖でしか闘えないから言いづらいのだ。

 

 

4.アンチパイパン同盟

とはいえ、このままパイパンの海に呑み込まれる訳にはいかない。そう、僕は警鐘を鳴らしに来たのである。だから身を削ってまでパイパンのアンチを請負いに来たのだ。

陰毛が性癖だと暴露したのも必要な犠牲と言える。

ちなみに僕は陰毛の良さを陰謀論のように陰毛論を語る事が出来る。聞きたい方は文字に残らない所でゆっくり教えてあげるから、後で来なさい。

 

まあ、一言でまとめようか。

パイパンにはどこか露出狂のような、局部を堂々と見せびらかしているかのような恥じらいや品性の無さを感じる。局部からヤァ‼︎コンニチハァ👐って誘われてる感じ。

陰毛で隠す事で奥ゆかしさがあらわれる。照れて顔を赤らめてるかのような。あとは想像にお任せさせておこう。

 

僕は風俗に行けば、相手がパイパンであれ、そうじゃない人であってもまずはその経緯を聞き、近頃の脱毛事情、そして男性側の意見、エピソードなどを話の延長線上で聞いたりする。

まあ身近な人とはそういった話はできない。ある意味、裸同士で且つ他人にだから気兼ねなくできる話だ。

 

自分からパイパンにされていた方も当然いた。

理由は邪魔だしいちいち剃るのが面倒だから。実際そういうあっさりした方も多いと思う。

だが、お客さんの要望で仕方なく…とか、自分の売り出してるキャラに陰毛が合ってないとか、まさしく今のパイパン需要を考えて…など自分の意志では無い消極的パイパンの方もいた。

 

一方で生やしている方もいたがVIOで言えば少なくともOは自身であるいは脱毛されていた。さすがにO周りはエチケット的に剃らないといけないらしい。

それでもVやIゾーンを生やしている人はやはり理由としては全て剃るのが面倒だから、お金をかけて脱毛する必要性が無いからというのが多かった。

また、男性のフェチズムを理解して残しているのだという方もいた。

自分の意志で決断している分、思い切りの良さがあり聞いてて心地よかった。

 

その中でも「絶対にパイパンにはならん」という強い意志を持ったアンチパイパニスに出会った。

その人は元々パイパンが嫌いで、見せびらかすものでも無い局部をわざわざ見せて恥ずかしくないの?という理由で僕には凄い納得できた。

でも無秩序に生やすのもまた見た目としても良くないので整えてはいるとの事だった。

 

なぜここまで過激になったのかというと、パイパン好きからパイパンじゃない事に勝手に萎えられて気分を害されたかららしい。

そんな人に靡いて屈してたまるかと、私はたとえ店から剃れと言われても一生剃らないからな!と語気を強くしていたので、激しく同意し自分なりの理論を語っていると

「初めて肯定派に出会えた!めっちゃ嬉しい!」とその日1番盛り上がった会話になった。そしてその人と僕は「「アンチパイパン同盟だ!」」と握手をし、同盟を組んだのだった。

 

…でも違う、肯定派は本当はいっぱいいるはずなのだ。ただその会話の内容自体が憚れるから少なく感じるだけなのだ。

このままおとなしくパイパンブームを黙って見過ごせというのか…。

 

声を大にして言えないのなら

文字を大にして書けばいい!

って言っても多分僕が変態だなーと思われるだけだろうね。

でもこういう人がいるんだと心の片隅に置かれていれば本望である。

 

5.今後の課題

これだけ語ってきたが脱毛するなとは一言も言ってない。パイパンにしたいならパイパンにすれば良いと思う。

僕が気に食わないのは、脱毛を他人に強要する人だ。そして、周りに合わせて自分の意思も無くそれとなく剃ってしまう人だ。

 

僕だって理想を言えば体毛が濃い女性が好きなので腕毛とかひげとか正直生えてたら興奮しちゃうけど、強要させようだなんて微塵も思わない。

人の性癖に合わせるなんてそれはオモチャにされてるのと同義だから。

 

 

世の中には本当に色んな人がいる。それは段々と受け入れられる時代にはなったと思う。

しかし、色んな人がいるんだから受け入れろと強要するのは本当の意味の多様性ではない。

 

周りに捉われずただただ自分が心から満足のいく生き方を1人でも多く出来る環境。それが本当の多様性だ。

 

息詰まる現代社会、がんじがらめになってどうしようもない人こそ、脱毛…ではなく、心に絡まったしがらみを断ち切って裸になってみてはどうでしょうか。

上手く言えたつもりだけど多分これ、1日置いてこの文章見たら死ぬほど恥ずかしいやつだ。

 

でもいいんだ、言いたい事を言えたんだ…。今の僕は世界で1番清々しい。

 

そんな清々しさを1人でも多く感じられる社会に。

 

 

 

〜完〜